Material-UI スタイル設定ガイド

2024-10-15

React.js と Material-UI でのスタイルプロップの渡し方

React.jsMaterial-UI を組み合わせたプログラミングにおいて、スタイルプロップを渡すことは、コンポーネントの外観をカスタマイズするための重要な手法です。

基本的な方法

  1. スタイルオブジェクトの作成

    • JavaScriptオブジェクトを使用して、CSSプロパティとその値を定義します。
    const myStyles = {
      backgroundColor: 'blue',
      color: 'white',
      padding: '10px',
    };
    
  2. スタイルプロップの渡し

    • コンポーネントの style プロパティにスタイルオブジェクトを渡します。
    <Button style={myStyles}>Click me</Button>
    

Material-UI のクラス名ベースのスタイル

  • makeStyles 関数を使用して、クラス名とスタイルオブジェクトを定義します。
  • Material-UI は、クラス名を使用してスタイルを定義する手法も提供しています。
import { makeStyles } from '@material-ui/core/styles';

const useStyles = makeStyles((theme) => ({
  root: {
    backgroundColor: 'blue',
    color: 'white',
    padding: '10px',
  },
}));

function MyComponent() {
  const classes = useStyles();

  return <Button className={classes.root}>Click me</Button>;
}

動的なスタイルの適用

  • JavaScriptの変数を使用して、スタイルプロパティの値を動的に変更できます。
const isHovered = true;
const myStyles = {
  backgroundColor: isHovered ? 'red' : 'blue',
};

Material-UI のテーマのカスタマイズ

  • ThemeProvider コンポーネントを使用して、テーマをアプリケーションに適用します。
  • Material-UI は、テーマを使用して、コンポーネントのスタイルをグローバルにカスタマイズすることができます。
import { createMuiTheme, ThemeProvider } from '@material-ui/core/styles';

const theme = createMuiTheme({
  palette: {
    primary: {
      m   ain: '#008000',
    },
  },
});

function MyComponent() {
  return (
    <ThemeProvider theme={theme}>
      <Button>Click me</Button>
    </ThemeProvider>
  );
}



Material-UI スタイル設定ガイドとプロップの渡し

Material-UI は、React.js のコンポーネントライブラリであり、美しいかつ使いやすいユーザーインターフェイスを構築するためのツールを提供します。そのスタイル設定は、プロップの渡しやテーマのカスタマイズなど、さまざまな方法で行われます。

プロップの渡し

プロップは、コンポーネントにデータや設定を渡すための方法です。Material-UI のコンポーネントは、さまざまなスタイルプロップを提供しています。


import Button from '@material-ui/core/Button';

function MyComponent() {
  return (
    <Button
      variant="contained"
      color="primary"
      style={{ backgroundColor: 'green', color: 'white' }}
    >
      Click me
    </Button>
  );
}
  • style: インラインスタイルを指定します。
  • color: ボタンのカラーを指定します。
  • variant: ボタンのスタイルを指定します。

テーマのカスタマイズ

import { createMuiTheme, ThemeProvider } from '@material-ui/core/styles';
import Button from '@material-ui/core/Button';

const theme = createMuiTheme({
  palette   : {
    primary: {
      main: '#   008000',
    },
  },
});

function MyComponent() {
  return (
    <ThemeProvider theme={theme}>
      <Button variant="contained" color="primary">
        Click me
      </Button>
    </ThemeProvider>
  );
}
  • ThemeProvider: テーマをアプリケーションに適用します。
  • createMuiTheme: テーマを作成します。

クラス名ベースのスタイル

import { makeStyles } from '@material-ui/core/styles';
import Button from '@material-ui/core/Button';

const useStyles = makeStyles((the   me) => ({
  root: {
    backgroundColor: 'green',
    color: 'white',
  },
}));

function MyComponent() {
  const classes = useStyles();

  return <Button className={classes.root} variant="contained" color="primary">Click me</Button>;
}
  • className: クラス名をコンポーネントに適用します。



Material-UI スタイル設定の代替方法

Material-UI のスタイル設定には、プロップの渡し、テーマのカスタマイズ、クラス名ベースのスタイルの他に、いくつかの代替方法があります。

CSS Modules

CSS Modules は、CSS ファイルをモジュール化し、名前空間を付与することで、グローバルなスタイルの衝突を防止する手法です。

import styles from './MyComponent.module.css';

function MyComponent() {
  return <Button className={styles.root}>Click me</Button>;
}
  • MyComponent.module.css: CSS ファイルをモジュール化します。

Styled Components

Styled Components は、JavaScriptのテンプレートリテラルを使用して、コンポーネントのスタイルを定義するライブラリです。

import styled from 'styled-components';
import Button from '@material-ui/core/Button';

const StyledButton = styled(Button)`
  backgro   und-color: green;
  color: white;
`;

function MyComponent() {
  return <StyledButton variant="contained" color="primary">Click me</StyledButton>;
}
  • StyledButton: スタイル化されたコンポーネントを定義します。
  • styled: コンポーネントをスタイル化します。

Emotion

Emotion は、CSS-in-JS のライブラリであり、Styled Components と同様の機能を提供します。

import { css } from '@emotion/core';

const buttonStyles = css`
  background-color: green;
  color: white;
`;

function MyComponent() {
  return <Button css={buttonStyles} variant="contained" color="primary">Click me</Button>;
}
  • buttonStyles: スタイルを定義した変数です。
  • css: スタイルを定義します。

reactjs material-ui



JavaScript, React.js, JSX: 複数の入力要素を1つのonChangeハンドラーで識別する

問題 React. jsで複数の入力要素(例えば、複数のテキストフィールドやチェックボックス)があり、それぞれに対して同じonChangeハンドラーを適用したい場合、どのように入力要素を区別して適切な処理を行うことができるでしょうか?解決方法...


Reactの仮想DOMでパフォーマンスを劇的に向上させる!仕組みとメリットを完全網羅

従来のDOM操作と汚れたモデルチェック従来のWeb開発では、DOMを直接操作することでユーザーインターフェースを構築していました。しかし、DOM操作はコストが高く、パフォーマンスの低下を招きます。そこで、汚れたモデルチェックという手法が登場しました。これは、DOMの状態をモデルとして保持し、変更があった箇所のみを更新することで、パフォーマンスを向上させるものです。...


React コンポーネント間通信方法

React では、コンポーネント間でのデータのやり取りや状態の管理が重要な役割を果たします。以下に、いくつかの一般的な方法を紹介します。子コンポーネントは、受け取った props を使用して自身の状態や表示を更新します。親コンポーネントで子コンポーネントを呼び出す際に、props としてデータを渡します。...


React JSX プロパティ動的アクセス

React JSX では、クォート内の文字列に動的にプロパティ値を埋め込むことはできません。しかし、いくつかの方法でこれを回避できます。カッコ内でのJavaScript式クォート内の属性値全体を JavaScript 式で囲むことで、プロパティにアクセスできます。...


React JSXで<select>選択設定

React JSXでは、<select>要素内のオプションをデフォルトで選択するために、selected属性を使用します。この例では、"Coconut" オプションがデフォルトで選択されています。selected属性をそのオプションに直接指定しています。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



JavaScriptとReactJSにおけるthis.setStateの非同期処理と状態更新の挙動

解決策:オブジェクト形式で状態を更新する: 状態を更新する場合は、オブジェクト形式で更新するようにする必要があります。プロパティ形式で更新すると、既存のプロパティが上書きされてしまう可能性があります。非同期処理を理解する: this. setStateは非同期処理であるため、状態更新が即座に反映されないことを理解する必要があります。状態更新後に何か処理を行う場合は、コールバック関数を使用して、状態更新が完了してから処理を行うようにする必要があります。


Reactでブラウザリサイズ時にビューを再レンダリングする

JavaScriptやReactを用いたプログラミングにおいて、ブラウザのサイズが変更されたときにビューを再レンダリングする方法について説明します。ReactのuseEffectフックは、コンポーネントのレンダリング後に副作用を実行するのに最適です。ブラウザのサイズ変更を検知し、再レンダリングをトリガーするために、以下のように使用します。


Reactでカスタム属性にアクセスする

Reactでは、イベントハンドラーに渡されるイベントオブジェクトを使用して、イベントのターゲット要素に関連付けられたカスタム属性にアクセスすることができます。カスタム属性を設定ターゲット要素にカスタム属性を追加します。例えば、data-プレフィックスを使用するのが一般的です。<button data-custom-attribute="myValue">Click me</button>


ReactJSのエラー解決: '<'トークン問題

日本語解説ReactJSで開発をしている際に、しばしば遭遇するエラーの一つに「Unexpected token '<'」があります。このエラーは、通常、JSXシンタックスを正しく解釈できない場合に発生します。原因と解決方法JSXシンタックスの誤り タグの閉じ忘れ すべてのタグは、対応する閉じタグが必要です。 属性の引用 属性値は常に引用符(シングルまたはダブル)で囲む必要があります。 コメントの誤り JavaScriptスタイルのコメント(//や/* ... */)は、JSX内で使用できません。代わりに、HTMLスタイルのコメント(``)を使用します。


React ドラッグ機能実装ガイド

React でコンポーネントや div をドラッグ可能にするには、通常、次のステップに従います。React DnD ライブラリを使用することで、ドラッグアンドドロップ機能を簡単に実装できます。このライブラリの useDrag フックは、ドラッグ可能な要素を定義するために使用されます。