Angular で td 属性 colspan を ngTemplateOutlet ディレクティブで動的に制御

2024-04-14

Angular で td 属性 colspan にプロパティバインディングを使用する方法

手順

  1. colSpanValue: number = 1;
    
  2. [attr.colspan] ディレクティブを使用してプロパティバインディングを行う

    次に、[attr.colspan] ディレクティブを使用して、colSpanValue プロパティを colspan 属性にバインディングします。

    <td [attr.colspan]="colSpanValue"></td>
    

次の例では、colSpanValue プロパティの値に基づいて colspan 属性を動的に設定する方法を示します。

<table>
  <tr>
    <td [attr.colspan]="colSpanValue">列 1</td>
    <td>列 2</td>
  </tr>
</table>
colSpanValue: number = 2;

この例では、colSpanValue が 2 に設定されているため、最初のセルは 2 つのカラムにまたがります。

補足

  • colspan 属性は、td 要素だけでなく、th 要素にも使用できます。
  • プロパティバインディングに加えて、式やその他の値を colspan 属性に直接割り当てることもできます。



HTML

<table>
  <tr>
    <td [attr.colspan]="colSpanValue">列 1</td>
    <td>列 2</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>列 3</td>
    <td [attr.colspan]="colSpanValue2">列 4</td>
  </tr>
</table>

TypeScript

colSpanValue: number = 2;
colSpanValue2: number = 1;

このコードでは、2 つのテーブル行と 4 つのセルが定義されています。

  • 1 行目は 2 つのセルで構成されています。最初のセルは colSpanValue プロパティにバインディングされており、このプロパティの値に基づいてカラム数が動的に設定されます。2 番目のセルには固定のカラム数が 1 つ設定されています。
  • 2 行目は 2 つのセルで構成されています。最初のセルには固定のカラム数が 1 つ設定されています。2 番目のセルは colSpanValue2 プロパティにバインディングされており、このプロパティの値に基づいてカラム数が動的に設定されます。

このコードを実行すると、次のようになります。

<table>
  <tr>
    <td colspan="2">列 1</td>
    <td>列 2</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>列 3</td>
    <td>列 4</td>
  </tr>
</table>

最初の行の最初のセルは 2 つのカラムにまたがり、2 番目の行の 2 番目のセルは 1 つのカラムにまたがります。

このサンプルコードは、colspan 属性にプロパティバインディングを使用して、テーブルレイアウトを動的に調整する方法を理解するのに役立ちます。

補足

  • このサンプルコードでは、colSpanValue および colSpanValue2 プロパティを直接設定していますが、コンポーネントプロパティ、サービスからのデータ、またはその他の方法で取得した値を使用して設定することもできます。
  • colspan 属性は、テーブルのアクセシビリティに影響を与える可能性があることに注意してください。スクリーンリーダーを使用するユーザーがテーブルを理解できるように、適切な aria-* 属性を設定する必要があります。



Angular で td 属性 colspan を動的に制御するその他の方法

クラスバインディングを使用すると、colspan 属性を制御する CSS クラスを動的に適用できます。

<td [class.colspan-2]="colSpanValue === 2">列 1</td>
<td [class.colspan-3]="colSpanValue === 3">列 2</td>

CSS

.colspan-2 {
  colspan: 2;
}

.colspan-3 {
  colspan: 3;
}
colSpanValue: number = 2;

この例では、colSpanValue プロパティの値に基づいて colspan-2 または colspan-3 クラスが td 要素に適用されます。これらの CSS クラスは、colspan 属性を 2 または 3 に設定します。

ngSwitch ディレクティブを使用すると、colspan 属性の値に基づいて異なるテンプレートを表示できます。

<table>
  <tr>
    <ng-container [ngSwitch]="colSpanValue">
      <ng-container *ngSwitchCase="1">
        <td colspan="1">列 1</td>
      </ng-container>
      <ng-container *ngSwitchCase="2">
        <td colspan="2">列 1</td>
      </ng-container>
      <ng-container *ngSwitchCase="3">
        <td colspan="3">列 1</td>
      </ng-container>
    </ng-container>
    <td>列 2</td>
  </tr>
</table>
colSpanValue: number = 2;

この例では、colSpanValue プロパティの値に基づいて ngSwitch ディレクティブが 3 つのテンプレートを切り替えます。それぞれのテンプレートは、colspan 属性を 1、2、または 3 に設定した td 要素を含みます。

ngTemplateOutlet ディレクティブを使用すると、colspan 属性を含む外部テンプレートを動的に挿入できます。

<table>
  <tr>
    <ng-container [ngTemplateOutlet]="colspanTemplate"></ng-container>
    <td>列 2</td>
  </tr>
</table>

colspanTemplate.html

<ng-container [ngSwitch]="colSpanValue">
  <ng-container *ngSwitchCase="1">
    <td colspan="1">列 1</td>
  </ng-container>
  <ng-container *ngSwitchCase="2">
    <td colspan="2">列 1</td>
  </ng-container>
  <ng-container *ngSwitchCase="3">
    <td colspan="3">列 1</td>
  </ng-container>
</ng-container>
colSpanValue: number = 2;

この例では、colspanTemplate テンプレートが ngTemplateOutlet ディレクティブによって動的に挿入されます。colspanTemplate テンプレートは ngSwitch ディレクティブを使用して、colspan 属性を 1、2、または 3 に設定した td 要素を含みます。

カスタムディレクティブ

colspan 属性を動的に制御するカスタムディレクティブを作成することもできます。

customColspanDirective.ts

import { Directive, Input, HostBinding } from '@angular/core';

@Directive({
  selector: '[customColspan]'
})
export class CustomColspanDirective {
  @Input() customColspan: number;

  @HostBinding('attr.colspan')
  get colSpan() {
    return this.customColspan;
  }
}
<table>
  <tr>
    <td customColspan="2">列 1</td>
    <td>列 2</td>
  </tr>
</table>

この例では、customColspan ディレクティブが colspan 属性を動的に設定します。


angular


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