「$(document).ready」はもう古い? ページロード時のコード実行を最新の方法で!
JavaScript、jQuery、ページロードと「(document).ready」の同等のもの
ページロードとは、ウェブブラウザがHTMLファイルを読み込み、レンダリングするプロセスです。ページロードは、ユーザーがURLを入力してブラウザがページを表示する時だけでなく、ブラウザ内でページを更新したり、JavaScriptを使用して新しいページに移動したりする時にも発生します。
**「(document).ready」とは∗∗jQueryの「(document).ready」は、DOM(Document Object Model)が読み込まれ、操作できる状態になった時に実行される関数を定義するための関数です。この関数は、ページロード時に実行したいコードを記述するのに便利です。
**「(document).ready」の同等の機能∗∗jQueryなしで「(document).ready」と同等の機能を実現するには、以下の方法があります。
addEventListener() メソッド
window.addEventListener("load", function() { // ページロード時に実行したいコード });
この方法は、window
オブジェクトにload
イベントリスナーを追加します。load
イベントは、ページロードが完了した時に発生します。
DOMContentLoaded イベント
document.addEventListener("DOMContentLoaded", function() {
// ページロード時に実行したいコード
});
この方法は、document
オブジェクトにDOMContentLoaded
イベントリスナーを追加します。DOMContentLoaded
イベントは、DOMが読み込まれ、操作できる状態になった時に発生します。
onload 属性
<body onload="functionName()">
...
</body>
この方法は、body
要素のonload
属性に、ページロード時に実行したい関数を指定します。
defer 属性
<script src="script.js" defer></script>
この方法は、script
要素のdefer
属性を設定します。defer
属性が設定されたスクリプトは、DOMが読み込まれた後に実行されます。
上記の4つの方法の中で、どの方法を使うべきかは、開発者の好みや状況によって異なります。
- 汎用性とブラウザ互換性を重視する場合は、
addEventListener()
メソッドまたはDOMContentLoaded
イベントを使用するのがおすすめです。 - シンプルな方法を求めている場合は、
onload
属性を使用するのがおすすめです。 - スクリプトの読み込み順序を制御したい場合は、
defer
属性を使用するのがおすすめです。
jQueryを使用すると、「$(document).ready」関数を使用して、ページロード時に実行したいコードを簡単に記述することができます。しかし、jQueryはJavaScriptのライブラリであるため、コードサイズが大きくなります。そのため、コードサイズを小さくしたい場合は、jQueryを使用せずに上記のいずれかの方法を使用することを検討すると良いでしょう。
addEventListener() メソッド
window.addEventListener("load", function() {
// ページロード時に実行したいコード
console.log("ページロード完了!");
});
DOMContentLoaded イベント
document.addEventListener("DOMContentLoaded", function() {
// ページロード時に実行したいコード
console.log("DOMContentLoaded イベント発生!");
});
onload 属性
<body onload="functionName()">
...
</body>
<script>
function functionName() {
// ページロード時に実行したいコード
console.log("onload 属性で実行!");
}
</script>
defer 属性
<body>
...
<script src="script.js" defer></script>
</body>
<script>
// script.jsの内容
console.log("defer 属性で実行!");
</script>
上記以外にも、様々な方法でページロード時にコードを実行することができます。詳細は、JavaScriptの参考資料などを参照してください。
ページロード時にコードを実行するその他の方法
document.readyState
プロパティは、DOMの読み込み状態を表します。このプロパティを使用して、DOMが読み込まれたかどうかをチェックし、読み込まれたタイミングでコードを実行することができます。
var readyStateCheckInterval = setInterval(function() {
if (document.readyState === "complete") {
clearInterval(readyStateCheckInterval);
// ページロード時に実行したいコード
console.log("document.readyState プロパティで実行!");
}
}, 10);
window.onload
イベントは、ページロードが完了した時に発生します。このイベントを使用して、ページロード時に実行したいコードを記述することができます。
window.onload = function() {
// ページロード時に実行したいコード
console.log("window.onload イベントで実行!");
};
スクリプトの読み込み順序を制御することで、ページロード時に実行したいコードを指定することができます。
<head>
...
<script src="script1.js"></script>
<script src="script2.js"></script>
</head>
上記の例では、script1.js
が先に読み込まれ、次にscript2.js
が読み込まれます。そのため、script2.js
の中でscript1.js
で定義された変数や関数を呼び出すことができます。
defer
属性は、スクリプトがDOMContentLoadedイベント発生後に読み込まれることを指定します。
<body>
...
<script src="script.js" defer></script>
</body>
上記の例では、script.js
はDOMContentLoadedイベント発生後に読み込まれます。そのため、script.js
の中でDOM要素を操作することができます。
async
属性は、スクリプトが非同期的に読み込まれることを指定します。
<body>
...
<script src="script.js" async></script>
</body>
上記の例では、script.js
は非同期的に読み込まれます。そのため、script.js
の読み込みが完了するのを待たずに、ページのレンダリングが続行されます。
javascript jquery pageload