【React.js】デフォルトヘッダーを設定して、Axiosリクエストをさらに便利に

2024-07-27

React.jsとAxiosでデフォルトのリクエストヘッダーを設定する方法

2つの主要な方法があります:

Axios.create を使用する

axios.create メソッドを使用して、デフォルトヘッダーを含むカスタムAxiosインスタンスを作成できます。この方法は、すべてのHTTPリクエストにデフォルトヘッダーを設定するのに便利です。

import axios from 'axios';

const instance = axios.create({
  baseURL: 'https://api.example.com',
  headers: {
    'Content-Type': 'application/json',
    'Authorization': 'Bearer YOUR_TOKEN',
  },
});

// すべてのリクエストはこのインスタンスを使用します
instance.get('/data')
  .then(response => console.log(response.data));

Axiosインターセプターを使用する

Axiosインターセプターを使用して、リクエストとレスポンスを処理するコードを挿入できます。この方法は、リクエストごとにヘッダーを動的に変更する必要がある場合に便利です。

import axios from 'axios';

axios.interceptors.request.use(config => {
  // すべてのリクエストにAuthorizationヘッダーを追加
  config.headers.Authorization = 'Bearer YOUR_TOKEN';
  return config;
});

axios.get('/data')
  .then(response => console.log(response.data));

どちらの方法を選択するかは、具体的なニーズによって異なります。

  • axios.create は、単純でわかりやすい方法です。
  • Axiosインターセプターは、より柔軟性がありますが、複雑さも増します。
  • デフォルトヘッダーに加えて、リクエストごとにヘッダーをオーバーライドすることもできます。



import React from 'react';
import axios from 'axios';

const App = () => {
  const instance = axios.create({
    baseURL: 'https://api.example.com',
    headers: {
      'Content-Type': 'application/json',
      'Authorization': 'Bearer YOUR_TOKEN',
    },
  });

  const fetchData = async () => {
    try {
      const response = await instance.get('/data');
      console.log(response.data);
    } catch (error) {
      console.error(error);
    }
  };

  return (
    <div>
      <button onClick={fetchData}>データフェッチ</button>
    </div>
  );
};

export default App;

この例では、App コンポーネント内で axios.create を使用してカスタムAxiosインスタンスを作成しています。このインスタンスは、baseURLheaders プロパティを使用してデフォルトヘッダーを設定します。

fetchData 関数は、このインスタンスを使用して /data エンドポイントへのGETリクエストを送信します。

import React from 'react';
import axios from 'axios';

const App = () => {
  axios.interceptors.request.use(config => {
    config.headers.Authorization = 'Bearer YOUR_TOKEN';
    return config;
  });

  const fetchData = async () => {
    try {
      const response = await axios.get('/data');
      console.log(response.data);
    } catch (error) {
      console.error(error);
    }
  };

  return (
    <div>
      <button onClick={fetchData}>データフェッチ</button>
    </div>
  );
};

export default App;

この例では、App コンポーネント内で Axiosインターセプターを使用して、すべてのリクエストに Authorization ヘッダーを追加しています。




import axios from 'axios';

const customInstance = axios.create({
  headers: {
    'Content-Type': 'application/json',
    'X-Custom-Header': 'YOUR_CUSTOM_HEADER_VALUE',
  },
});

// このインスタンスは、デフォルトヘッダーを含むリクエストを送信します
customInstance.get('/data')
  .then(response => console.log(response.data));

ローカルストレージを使用する

デフォルトヘッダーをローカルストレージに保存し、リクエストごとにそれらを読み込むことができます。この方法は、ユーザーごとに異なるデフォルトヘッダーを設定する必要がある場合に便利です。

import axios from 'axios';

const getHeadersFromStorage = () => {
  const storedHeaders = localStorage.getItem('defaultHeaders');
  return storedHeaders ? JSON.parse(storedHeaders) : {};
};

axios.interceptors.request.use(config => {
  const headers = getHeadersFromStorage();
  config.headers = { ...config.headers, ...headers };
  return config;
});

環境変数を使用する

import axios from 'axios';

const getHeaderFromEnv = (headerName) => {
  return process.env[headerName] || '';
};

axios.interceptors.request.use(config => {
  config.headers.Authorization = getHeaderFromEnv('API_KEY');
  config.headers['X-Custom-Header'] = getHeaderFromEnv('CUSTOM_HEADER_VALUE');
  return config;
});

最適な方法は、特定のニーズによって異なります。

  • シンプルでわかりやすい方法は、axios.create を使用する方法です。
  • 特定のコンポーネントまたはモジュール内でデフォルトヘッダーを使用する必要がある場合は、カスタムAxiosインスタンスを作成する方法を使用します。
  • ユーザーごとに異なるデフォルトヘッダーを設定する必要がある場合は、ローカルストレージを使用する方法を使用します。
  • CI/CDパイプラインなどでデフォルトヘッダーを設定する必要がある場合は、環境変数を使用する方法を使用します。

reactjs axios



React.js: onChange ハンドラーで複数の入力要素を処理する高度なテクニック

この問題を解決するために、以下の2つの方法があります。event. target プロパティは、イベントが発生した要素を参照します。このプロパティを使用して、どの要素からの変更なのかを特定することができます。この例では、handleChange 関数は、イベントが発生した要素の value と name プロパティを出力します。...


Reactの仮想DOMでパフォーマンスを劇的に向上させる!仕組みとメリットを完全網羅

従来のDOM操作と汚れたモデルチェック従来のWeb開発では、DOMを直接操作することでユーザーインターフェースを構築していました。しかし、DOM操作はコストが高く、パフォーマンスの低下を招きます。そこで、汚れたモデルチェックという手法が登場しました。これは、DOMの状態をモデルとして保持し、変更があった箇所のみを更新することで、パフォーマンスを向上させるものです。...


React コンポーネント間通信:Redux と MobX で大規模アプリケーションを制覇

親コンポーネントから子コンポーネントへデータを渡す最も基本的な方法です。props は、子コンポーネントに渡されるオブジェクトで、コンポーネントの属性として指定されます。メリットシンプルで分かりやすい軽量で効率的一方向にしかデータを渡せない...


React上級者向け:クォート内のpropsを使いこなすテクニック

クォート内のpropsにアクセスするには、以下の2つの方法があります。${} を使用これは、最も一般的で、最も簡単な方法です。上記の例では、MyComponent コンポーネントは name というpropsを受け取ります。そして、<h1> タグと <p> タグの中で name props を直接使用しています。...


React JSXで選択された<select>オプションを"selected"にするための代替方法

React JSXでは、<select>要素内のオプションをデフォルトで選択するために、selected属性を使用します。この例では、"Coconut" オプションがデフォルトで選択されています。selected属性をそのオプションに直接指定しています。...



SQL SQL SQL SQL Amazon で見る



JavaScriptとReactJSにおけるthis.setStateの非同期処理と状態更新の挙動

解決策:非同期処理を理解する: this. setStateは非同期処理であるため、状態更新が即座に反映されないことを理解する必要があります。状態更新後に何か処理を行う場合は、コールバック関数を使用して、状態更新が完了してから処理を行うようにする必要があります。


Reactでブラウザリサイズ時にビューを再レンダリングするコード例

JavaScriptやReactを用いたプログラミングにおいて、ブラウザのサイズが変更されたときにビューを再レンダリングする方法について説明します。ReactのuseEffectフックは、コンポーネントのレンダリング後に副作用を実行するのに最適です。ブラウザのサイズ変更を検知し、再レンダリングをトリガーするために、以下のように使用します。


Reactでイベントオブジェクトからカスタム属性にアクセスするコード例の詳細解説

Reactでは、イベントハンドラーに渡されるイベントオブジェクトを使用して、イベントのターゲット要素に関連付けられたカスタム属性にアクセスすることができます。カスタム属性を設定:ターゲット要素にカスタム属性を追加します。例えば、data-プレフィックスを使用するのが一般的です。<button data-custom-attribute="myValue">Click me</button>


React.js開発者の悩みを解決!「Unexpected token '<'」エラーのヒント集

"Reactjs: Unexpected token '<' Error" は、React. js アプリケーション開発時に発生する一般的なエラーです。このエラーは、コード内に予期しない文字やトークンが存在する場合に発生します。原因としては、構文エラー、括弧の欠如または誤配置、非対応の言語機能などが考えられます。


Reactドラッグライブラリ3選と、HTML5ドラッグ&ドロップAPIとの比較

HTML5のドラッグ&ドロップAPIを使うこれは最もシンプルな方法ですが、いくつかの制限があります。ドラッグとドロップのイベント処理が複雑になるモバイルデバイスでの動作が不安定になる可能性があるReactドラッグライブラリを使うReactドラッグライブラリを使うと、HTML5のドラッグ&ドロップAPIをより簡単に扱えるようになります。