Angular 6 で FormControl と Reactive Forms を使用して Enter キーで入力内容を追加する

2024-05-05

Angular 6 で Enter キーを押すと入力内容を追加する方法

Angular 6 で、インプットフォームにテキストを入力し、Enter キーを押すと新しい項目を追加する方法について説明します。

必要なもの:

  • Angular 6 プロジェクト
  • テキスト入力用のインプットフォーム

手順:

  1. インプットフォームを作成する:
<input type="text" [(ngModel)]="newItem" (keyup)="addItemOnEnter($event)">

このコードは、newItem プロパティにバインドされたテキスト入力フィールドを作成します。keyup イベントハンドラーは、ユーザーがキーを押すたびに呼び出されます。

  1. addItemOnEnter メソッドを作成する:**
addItemOnEnter(event) {
  if (event.key === 'Enter') {
    this.items.push(this.newItem);
    this.newItem = '';
  }
}

このメソッドは、Enter キーが押されたかどうかをチェックします。押された場合は、newItem の値を items 配列に追加し、newItem を空にします。

補足:

  • 上記のコードは、基本的な例です。必要に応じて、エラー処理やその他のロジックを追加できます。
  • Angular Material を使用している場合は、matInput ディレクティブと keyup.enter イベントバインディングを使用して、Enter キーによる入力追加を簡単に実装できます。

例:

以下の例は、上記のコードを使用して、シンプルな ToDo リストを作成する方法を示しています。

<input type="text" [(ngModel)]="newItem" (keyup)="addItemOnEnter($event)">
<ul>
  <li *ngFor="let item of items">{{ item }}</li>
</ul>

このコードは、テキストフィールドに入力された新しい項目を ToDo リストに追加します。




以下のサンプルコードは、Angular 6 で Enter キーを押すと入力内容を追加するシンプルな ToDo リストを作成する方法を示しています。

app.component.html:

<input type="text" [(ngModel)]="newItem" (keyup)="addItemOnEnter($event)">
<ul>
  <li *ngFor="let item of items">{{ item }}</li>
</ul>
import { Component } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'app-root',
  template: `
    <input type="text" [(ngModel)]="newItem" (keyup)="addItemOnEnter($event)">
    <ul>
      <li *ngFor="let item of items">{{ item }}</li>
    </ul>
  `,
})
export class AppComponent {
  newItem = '';
  items: string[] = [];

  addItemOnEnter(event) {
    if (event.key === 'Enter') {
      this.items.push(this.newItem);
      this.newItem = '';
    }
  }
}

説明:

  • app.component.html:
    • input 要素: テキスト入力フィールドを作成し、newItem プロパティにバインドします。
    • keyup イベントハンドラー: ユーザーがキーを押すたびに addItemOnEnter メソッドを呼び出します。
    • ul 要素: ToDo リストの項目を表示するために使用します。
    • *ngFor ディレクティブ: items 配列内の各項目を li 要素にループします。
  • app.component.ts:
    • newItem プロパティ: 入力フィールドに入力されたテキストを格納します。

実行方法:

  1. このコードを Angular プロジェクトにコピーします。
  2. ng serve コマンドを実行して、アプリケーションを起動します。
  3. ブラウザで http://localhost:4200 にアクセスします。
  4. テキストフィールドに入力し、Enter キーを押すと、入力内容が ToDo リストに追加されます。



Angular 6 で Enter キーを押すと入力内容を追加するには、上記で紹介した方法以外にもいくつか方法があります。

templateEvent ディレクティブを使用して、Enter キーが押されたときにイベントを発生させることができます。

<input type="text" (keyup.enter)="addItem()">

このコードは、Enter キーが押されたときに addItem メソッドを呼び出します。

addItem() {
  if (this.newItem) {
    this.items.push(this.newItem);
    this.newItem = '';
  }
}

FormControl と Reactive Forms を使用する

Reactive Forms を使用すると、フォームの入力値をより簡単に管理できます。

import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { FormGroup, FormControl } from '@angular/forms';

@Component({
  selector: 'app-root',
  template: `
    <form [formGroup]="form">
      <input type="text" formControlName="newItem" (keyup.enter)="addItem()">
      <ul>
        <li *ngFor="let item of items">{{ item }}</li>
      </ul>
    </form>
  `,
})
export class AppComponent implements OnInit {
  form: FormGroup;
  newItem = '';
  items: string[] = [];

  constructor() {
    this.form = new FormGroup({
      newItem: new FormControl(),
    });
  }

  ngOnInit() {
    this.form.get('newItem').valueChanges.subscribe((value) => {
      this.newItem = value;
    });
  }

  addItem() {
    if (this.newItem) {
      this.items.push(this.newItem);
      this.form.get('newItem').setValue('');
    }
  }
}

このコードは、Reactive Forms を使用して newItem コントロールを作成します。valueChanges サブスクリプションを使用して、newItem コントロールの値の変更を監視します。addItem メソッドは、newItem の値が空でないかどうかをチェックします。空でない場合は、newItem の値を items 配列に追加し、newItem コントロールの値を空にします。

ngSubmit イベントを使用して、フォームが送信されたときにイベントを発生させることができます。

<form (ngSubmit)="addItem()">
  <input type="text" [(ngModel)]="newItem">
  <button type="submit">追加</button>
</form>
addItem() {
  if (this.newItem) {
    this.items.push(this.newItem);
    this.newItem = '';
  }
}

カスタムディレクティブを使用して、Enter キーが押されたときに独自のロジックを実行できます。

import { Directive, HostListener } from '@angular/core';

@Directive({
  selector: '[appEnter]',
})
export class EnterDirective {
  @HostListener('keyup.enter') onEnter() {
    // Enter キーが押されたときの処理
  }
}

このコードは、appEnter ディレクティブを作成します。このディレクティブには、Enter キーが押されたときに呼び出される onEnter メソッドがあります。onEnter メソッド内で、Enter キーが押されたときに実行する独自のロジックを記述できます。

<input type="text" [(ngModel)]="newItem" appEnter>

このコードは、appEnter ディレクティブを input 要素に追加します。input 要素で Enter キーが押されたときに、onEnter メソッドが呼び出されます。

これらの方法はすべて、Angular 6 で Enter キーを押すと入力内容を追加することができます。どの方法を使用するかは


angular


【初心者向け】AngularとIonic2で*ngFor内に動的なIDを設定:ステップバイステップ解説

trackBy プロパティは、*ngFor ディレクティブに渡されるオブジェクトのユニークな識別子を指定するために使用されます。この識別子を使用して、要素の ID を動的に生成することができます。上記の例では、items 配列内の各要素に id プロパティがあり、それが trackBy プロパティとして使用されます。id プロパティの値は、要素の ID として使用されます。...


JavaScript, Angular, onblur でフォーム入力の次の操作を実行する方法

このイベントは、フォームの検証、データの保存、またはその他の操作を実行するために使用できます。onBlur イベントを使用するには、次の手順を実行します。テンプレートでイベントをバインドするこのコードは、myModel プロパティにバインドされた input 要素を作成します。要素がぼやけたときに onBlurMethod() 関数が呼び出されます。...


Angular 4.3.0以降で必須!HttpClientへの移行方法と'cannot find module '@angular/http'?'エラー対策

Angular アプリケーションで "cannot find module '@angular/http' ?" エラーが発生する場合、これは @angular/http モジュールがプロジェクトで適切にインストールされていないことを示しています。...


Angular2 で 'Can't bind to 'routerLink' since it isn't a known property' エラーを解決する

原因routerLink ディレクティブの誤った使用routerLink にバインドする値の誤りモジュールのインポート漏れルーティング設定の誤り解決方法routerLink ディレクティブは、アンカータグ <a> または <router-link> コンポーネントにのみ使用できます。他の要素にバインドしようとすると、エラーが発生します。...


Angularでカスタムコンポーネントの値受け渡しを理解するためのサンプルコード

入力プロパティは、親コンポーネントから子コンポーネントへのデータ伝達に最も一般的な方法です。方法子コンポーネントの @Input() デコレータでプロパティを定義します。親コンポーネントのテンプレートで、子コンポーネントの <ng-component> タグに [property]="value" のようにバインディング属性を設定します。...