Material-UI TextField ボーダーカラー変更

2024-10-02

ReactJS, Material-UI, JSSでTextFieldのボーダーカラーを変更する方法

日本語解説

ReactJSのMaterial-UIライブラリを使用し、TextFieldコンポーネントのボーダーカラーを変更する方法について説明します。JSS (JavaScript Style Sheets)を利用してスタイルを定義します。

手順

  1. プロジェクトの作成

    • まず、新しいReactプロジェクトを作成します。
    • npmまたはyarnを使用して、Material-UIとJSSをインストールします。
    npm install @mui/material @mui/styles
    
  2. JSSのセットアップ

    • srcフォルダにtheme.jsファイルを作成し、テーマを定義します。
    import { createTheme } from '@mui/material/styles';
    
    const theme = createTheme({
      palette: {
        primary: {
          main: '#008080', // Primary color
        },
      },
    });
    
    export default theme;
    
  3. TextFieldコンポーネントのスタイル

    • TextFieldコンポーネントのスタイルを定義する関数を作成します。
    import { makeStyles } from '@mui/styles';
    
    const useStyles = makeStyles((theme) => ({
      textField: {
        '& .MuiOutlinedInput-root': {
          '& fieldset': {
            borderColor: theme.palette.primary.main, // Set border color
          },
          '&.Mui-focused': {
            '& fieldset': {
              borderColor: 'green', // Focused border color
            },
          },
        },
      },
    }));
    
  4. コンポーネントのレンダリング

    • App.jsファイルで、作成したスタイルを使用し、TextFieldコンポーネントをレンダリングします。
    import React from 'react';
    import { TextField } from '@mui/material';
    import useStyles from './styles';
    
    function App() {
      const classes = useStyles();
    
      return (
        <TextField
          label="Border Color Example"
          variant="outlined"
          className={classes.textField}
        />
      );
    }
    
    export default App;
    

説明

  • Mui-focusedクラスを使用して、フォーカス状態のボーダーカラーを設定します。
  • fieldsetセレクタを使用して、ボーダーカラーを指定します。
  • MuiOutlinedInput-rootセレクタを使用して、TextFieldのアウトラインスタイルをカスタマイズします。
  • TextFieldコンポーネントのクラス名にスタイルの定義を適用します。
  • makeStylesフックを使用して、スタイルを定義する関数を作成します。



import React from 'react';
import { TextField } from '@mui/material';
import { makeStyles } from '@mui/styles';

const useStyles = makeStyles((theme) => ({
  textFie   ld: {
    '& .MuiOutlinedInput-root': {
      '& fieldset': {
        borderColor: theme.palette.primary.main, // Set border color
      },
      '&.Mui-focused': {
        '& fieldset': {
          borderColor: 'green', // Focused border color
        },
      },
    },
  },
}));

function App() {
  const classes = useStyles();

  return (
    <TextField
      label="Border Color Example"
      variant="outlined"
      className={classes.textField}
    />
  );
}

export default App;

コード解説

  1. インポート

  2. スタイル定義

    • makeStylesフックを使用して、textFieldという名前のスタイルを定義します。
    • Appコンポーネント内で、TextFieldコンポーネントをレンダリングします。
    • classNameプロパティを使用して、定義したスタイルを適用します。



CSS Modules

  • createStylesを使用してスタイルを定義し、コンポーネントに適用します。
import React from 'react';
import { TextField } from '@mui/material';
import { makeStyles } from '@mui/styles';

const useStyles = makeStyles({
     textField: {
    '& .MuiOutlinedInput-root': {
      '& fieldset': {
        borderColor: 'green',
      },
    },
  },
});

function App() {
  const classes = useStyles();

  return (
    <TextField
      label="Border Color Example"
      variant="outlined"
      className={classes.textField}
    />
  );
}

export default App;

Styled Components

import React from 'react';
import styled from 'styled-components';
import { TextField } from '@mui/material';

const StyledTextField = styled(TextField)`
  &.MuiOutlinedInput-root {
    & fieldset {
      border-color: green;
    }
  }
`;

function App() {
  return (
    <StyledTextField
      label="Border Color Example"
      variant="outlined"
    />
  );
}

export default App;

Inline Styles

  • 直接スタイルをコンポーネントに適用します。
import React from 'react';
import { TextField } from '@mui/material';

function App() {
  return (
    <TextField
      label="Border Color Example"
      variant="outlined"
      style={{
        '& .MuiOutlinedInput-root': {
          '& fieldset': {
            borderColor: 'green',
          },
        },
      }}
    />
  );
}

export default App;

注意

  • 適切な方法を選択する際には、プロジェクトの規模やチームの好みを考慮してください。
  • Inline Stylesは、シンプルですが、コンポーネントのスタイルを理解しにくくなる可能性があります。
  • CSS ModulesやStyled Componentsは、より構造化されたスタイル管理を提供します。

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