もう悩まない!React、Jest、Visual Studio CodeでIntelliSenseをスムーズに動作させる秘訣

2024-07-27

Visual Studio Code での Jest IntelliSense の問題と解決策

React、Jest、Visual Studio Code を使用する場合、テストコードを書く際に IntelliSense が機能しないことがあります。これは、Jest のグローバルオブジェクトが IntelliSense に認識されないことが原因です。

解決策

この問題を解決するには、以下の 2 つの方法があります。

@types/jest パッケージをインストールする

このパッケージは、Jest の型定義を提供し、IntelliSense が Jest のグローバルオブジェクトを認識できるようにします。

npm install --save-dev @types/jest

jsconfig.json ファイルを作成する

このファイルは、IntelliSense に TypeScript ファイルの型情報を提供します。

jsconfig.json ファイルには、以下のように記述します。

{
  "typeAcquisition": {
    "include": [
      "jest"
    ]
  }
}
  • Jest 拡張機能を更新します。
  • キャッシュをクリアします。
  • Visual Studio Code を再起動します。



この例では、シンプルな加算関数をテストします。

// add.js
function add(a, b) {
  return a + b;
}

// add.test.js
const add = require('./add');

describe('add', () => {
  it('should return the sum of two numbers', () => {
    expect(add(1, 2)).toBe(3);
    expect(add(8, -2)).toBe(6);
  });
});

スナップショットテスト

この例では、コンポーネントのレンダリングされた出力をテストします。

// MyComponent.js
import React from 'react';

function MyComponent() {
  return (
    <div>
      <h1>Hello, world!</h1>
    </div>
  );
}

export default MyComponent;

// MyComponent.test.js
import React from 'react';
import ReactDOM from 'react-dom';
import MyComponent from './MyComponent';

describe('MyComponent', () => {
  it('should render the correct output', () => {
    const div = document.createElement('div');
    ReactDOM.render(<MyComponent />, div);
    expect(div.innerHTML).toEqual('<h1>Hello, world!</h1>');
  });
});

非同期テスト

この例では、非同期操作を実行する関数をテストします。

// fetchUser.js
async function fetchUser(id) {
  const response = await fetch(`https://api.example.com/users/${id}`);
  const user = await response.json();
  return user;
}

// fetchUser.test.js
import fetchUser from './fetchUser';

describe('fetchUser', () => {
  it('should fetch the user data', async () => {
    const user = await fetchUser(1);
    expect(user.id).toBe(1);
    expect(user.name).toBe('John Doe');
  });
});



Jest 設定ファイルを使用して、IntelliSense が Jest のグローバルオブジェクトを認識するように設定できます。

module.exports = {
  globals: {
    'jest': true
  }
};

ESLint 拡張機能を使用する

ESLint 拡張機能を使用して、Jest のグローバルオブジェクトを認識するように設定できます。

ESLint 設定ファイル ( .eslintrc.json ) に以下のように記述します。

{
  "env": {
    "jest": true
  }
}

TypeScript を使用する

TypeScript を使用すると、Jest の型定義が自動的に提供され、IntelliSense が動作するようになります。

手動で型注釈を追加する

Jest のグローバルオブジェクトを手動で型注釈を追加することで、IntelliSense が動作するようにすることができます。

declare global {
  namespace jest {
    // Jest のグローバルオブジェクトを定義する
  }
}

注意事項

これらの方法は、個々のプロジェクトの設定や環境によって異なる場合があります。問題が発生した場合は、Jest のドキュメントまたは Visual Studio Code のコミュニティフォーラムを参照してください。


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