もう悩まない!React、Jest、Visual Studio CodeでIntelliSenseをスムーズに動作させる秘訣
Visual Studio Code での Jest IntelliSense の問題と解決策
React、Jest、Visual Studio Code を使用する場合、テストコードを書く際に IntelliSense が機能しないことがあります。これは、Jest のグローバルオブジェクトが IntelliSense に認識されないことが原因です。
解決策
この問題を解決するには、以下の 2 つの方法があります。
@types/jest パッケージをインストールする
このパッケージは、Jest の型定義を提供し、IntelliSense が Jest のグローバルオブジェクトを認識できるようにします。
npm install --save-dev @types/jest
jsconfig.json ファイルを作成する
このファイルは、IntelliSense に TypeScript ファイルの型情報を提供します。
jsconfig.json ファイルには、以下のように記述します。
{
"typeAcquisition": {
"include": [
"jest"
]
}
}
- Jest 拡張機能を更新します。
- キャッシュをクリアします。
- Visual Studio Code を再起動します。
この例では、シンプルな加算関数をテストします。
// add.js
function add(a, b) {
return a + b;
}
// add.test.js
const add = require('./add');
describe('add', () => {
it('should return the sum of two numbers', () => {
expect(add(1, 2)).toBe(3);
expect(add(8, -2)).toBe(6);
});
});
スナップショットテスト
この例では、コンポーネントのレンダリングされた出力をテストします。
// MyComponent.js
import React from 'react';
function MyComponent() {
return (
<div>
<h1>Hello, world!</h1>
</div>
);
}
export default MyComponent;
// MyComponent.test.js
import React from 'react';
import ReactDOM from 'react-dom';
import MyComponent from './MyComponent';
describe('MyComponent', () => {
it('should render the correct output', () => {
const div = document.createElement('div');
ReactDOM.render(<MyComponent />, div);
expect(div.innerHTML).toEqual('<h1>Hello, world!</h1>');
});
});
非同期テスト
この例では、非同期操作を実行する関数をテストします。
// fetchUser.js
async function fetchUser(id) {
const response = await fetch(`https://api.example.com/users/${id}`);
const user = await response.json();
return user;
}
// fetchUser.test.js
import fetchUser from './fetchUser';
describe('fetchUser', () => {
it('should fetch the user data', async () => {
const user = await fetchUser(1);
expect(user.id).toBe(1);
expect(user.name).toBe('John Doe');
});
});
Jest 設定ファイルを使用して、IntelliSense が Jest のグローバルオブジェクトを認識するように設定できます。
module.exports = {
globals: {
'jest': true
}
};
ESLint 拡張機能を使用する
ESLint 拡張機能を使用して、Jest のグローバルオブジェクトを認識するように設定できます。
ESLint 設定ファイル ( .eslintrc.json ) に以下のように記述します。
{
"env": {
"jest": true
}
}
TypeScript を使用する
TypeScript を使用すると、Jest の型定義が自動的に提供され、IntelliSense が動作するようになります。
手動で型注釈を追加する
Jest のグローバルオブジェクトを手動で型注釈を追加することで、IntelliSense が動作するようにすることができます。
declare global {
namespace jest {
// Jest のグローバルオブジェクトを定義する
}
}
注意事項
これらの方法は、個々のプロジェクトの設定や環境によって異なる場合があります。問題が発生した場合は、Jest のドキュメントまたは Visual Studio Code のコミュニティフォーラムを参照してください。
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