【React.js】create-react-appで開発中のアプリのブラウザ自動起動を無効化する方法 [3つの方法で徹底解説]

2024-04-28

React.jsでcreate-react-appを利用したアプリのブラウザ自動起動を無効化する方法

create-react-app (CRA) は、React.js アプリケーションの開発を効率化するためのツールです。CRA は、開発サーバーを自動的に起動し、ブラウザを自動的に開くなど、開発を容易にするいくつかの利便性があります。

しかし、デプロイ前のテストや特定のワークフローでは、ブラウザの自動起動が不要または邪魔になる場合があります。そのような場合、CRA でブラウザの自動起動を無効化する方法を知っておくと便利です。

方法 1: start スクリプトの修正

CRA でブラウザの自動起動を無効化する方法の 1 つは、package.json ファイル内の start スクリプトを修正することです。

  1. package.json ファイルを開きます。
  2. start スクリプトを見つけて、以下のように修正します。
"start": "react-scripts start --open=none"

この変更により、CRA は開発サーバーを起動しますが、ブラウザは自動的に開きません。

方法 2: 環境変数の設定

CRA でブラウザの自動起動を無効化する方法のもう 1 つは、環境変数を設定することです。

  1. 以下のコマンドを実行して、BROWSER 環境変数を設定します。
BROWSER=none npx react-scripts start

方法 3: react-scripts コマンドのオプションを使用する

CRA でブラウザの自動起動を無効化する方法の 3 つ目は、react-scripts コマンドの --no-open オプションを使用することです。

  1. 以下のコマンドを実行して、CRA の開発サーバーを起動します。
npx react-scripts start --no-open

上記で紹介した方法は、いずれも CRA でブラウザの自動起動を無効化する方法です。状況に応じて最適な方法を選択してください。

補足

  • ブラウザの自動起動を無効化しても、開発サーバーは起動されます。ブラウザを手動で開いて、http://localhost:3000 などの URL にアクセスすることで、アプリケーションにアクセスできます。



以下のコードは、package.json ファイルと start スクリプトを使用して、CRA でブラウザの自動起動を無効化する方法を示しています。

// package.json
{
  "scripts": {
    "start": "react-scripts start --open=none"
  }
}
BROWSER=none npx react-scripts start
npx react-scripts start --no-open

上記はあくまでも例であり、状況に応じて適宜修正する必要があります。




その他のブラウザ自動起動無効化方法

上記で紹介した方法に加えて、CRA でブラウザの自動起動を無効化する方法がいくつかあります。

start-server-only コマンドを使用する

CRA には、start-server-only というコマンドが用意されています。このコマンドを使用すると、開発サーバーのみを起動し、ブラウザは自動的に開きません。

npx react-scripts start-server-only

Webpack 設定ファイルを編集する

CRA は Webpack を使用してアプリケーションをバンドルします。Webpack 設定ファイルを編集することで、ブラウザの自動起動を無効化することもできます。

  1. webpack.config.js ファイルを開きます。
  2. 以下のコードを追加します。
devServer: {
  open: false
}

カスタムスクリプトを作成する

CRA でカスタムスクリプトを作成して、ブラウザの自動起動を無効化することもできます。

  1. 以下のコマンドを実行して、カスタムスクリプトを作成します。
npx create-react-app my-app --template basic
  1. my-app ディレクトリに移動します。
"scripts": {
  "start-no-browser": "react-scripts start --open=none"
}
npm run start-no-browser

reactjs configuration create-react-app


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