React Routerで発生する「Attempted import error: 'useHistory' is not exported from 'react-router-dom'」エラーの解決方法

2024-04-02

ReactJSで発生する「Attempted import error: 'useHistory' is not exported from 'react-router-dom'」エラーの解説

react-router-domのバージョンが古い

useHistoryというフックは、react-router-domバージョン6.0.0以降で導入されました。もしプロジェクトで古いバージョンのreact-router-domを使用している場合、useHistoryフックは存在せず、このエラーが発生します。

解決方法:

  • useHistoryフックの代わりに、useNavigateフックを使用する。

import文に誤りがある

useHistoryフックを正しくインポートしていない場合も、このエラーが発生します。

  • 以下のコード例のように、react-router-domからuseHistoryフックをインポートする。
import { useHistory } from 'react-router-dom';

エラー解決のための詳細な手順

以下のコマンドを実行して、プロジェクトで使用しているreact-router-domのバージョンを確認します。

npm list react-router-dom

出力結果を確認して、バージョンが6.0.0以上であることを確認します。

バージョンが古い場合は、以下のコマンドを実行してreact-router-domを最新バージョンにアップデートします。

npm install react-router-dom@latest

useHistoryフックの置き換え

react-router-domバージョン6.0.0以降を使用している場合は、useHistoryフックの代わりにuseNavigateフックを使用することができます。

import { useNavigate } from 'react-router-dom';
  1. useNavigateフックの使い方は、useHistoryフックとほぼ同じです。

上記の手順で問題が解決しない場合は、以下の情報を提供していただければ、さらに詳細な調査と回答を提供することができます。

  • 使用しているReactJSのバージョン
  • エラーが発生しているコード

補足

  • このエラーは、react-router-domだけでなく、他のライブラリでも発生する可能性があります。
  • エラーメッセージをよく読んで、原因を特定することが重要です。
  • インターネット上には、さまざまなエラー解決に関する情報が公開されています。必要に応じて、これらの情報を参考に問題解決を試みてください。



import React, { useState } from 'react';
import { BrowserRouter as Router, Routes, Route, Link } from 'react-router-dom';

const App = () => {
  const [count, setCount] = useState(0);

  const handleClick = () => {
    setCount(count + 1);
  };

  return (
    <Router>
      <div>
        <Link to="/">Home</Link>
        <Link to="/about">About</Link>
        <p>Count: {count}</p>
        <button onClick={handleClick}>+</button>
      </div>
      <Routes>
        <Route path="/" element={<Home />} />
        <Route path="/about" element={<About />} />
      </Routes>
    </Router>
  );
};

const Home = () => {
  return (
    <div>
      <h1>Home</h1>
      <p>This is the home page.</p>
    </div>
  );
};

const About = () => {
  return (
    <div>
      <h1>About</h1>
      <p>This is the about page.</p>
    </div>
  );
};

export default App;

このコードは、以下の機能を実装しています。

  • 2つのページ(HomeとAbout)をルーティング
  • ページ遷移時にカウントアップ
  • ボタンクリック時にカウントアップ



useHistory 以外の方法

withRouterというHOC(Higher-Order Component)を使用することで、コンポーネントにhistoryプロパティを注入することができます。

withRouter HOCの使用例:

import React from 'react';
import { withRouter } from 'react-router-dom';

const MyComponent = (props) => {
  const { history } = props;

  const handleClick = () => {
    history.push('/');
  };

  return (
    <div>
      <button onClick={handleClick}>Homeへ遷移</button>
    </div>
  );
};

export default withRouter(MyComponent);

Link コンポーネント

react-router-domが提供するLinkコンポーネントを使用することで、ページ遷移用のリンクを作成することができます。

import React from 'react';
import { Link } from 'react-router-dom';

const MyComponent = () => {
  return (
    <div>
      <Link to="/">Homeへ遷移</Link>
    </div>
  );
};

export default MyComponent;

Redirect コンポーネント

react-router-domが提供するRedirectコンポーネントを使用することで、特定の条件を満たしたときに自動的にページ遷移を行うことができます。

import React from 'react';
import { Redirect } from 'react-router-dom';

const MyComponent = () => {
  const isLoggedIn = false;

  if (!isLoggedIn) {
    return <Redirect to="/login" />;
  }

  return (
    <div>
      <h1>Home</h1>
    </div>
  );
};

export default MyComponent;

useLocation Hook

react-router-domが提供するuseLocationフックを使用することで、現在のURL情報 (pathname, search, hash) を取得することができます。

import React from 'react';
import { useLocation } from 'react-router-dom';

const MyComponent = () => {
  const { pathname } = useLocation();

  return (
    <div>
      <h1>現在のパス: {pathname}</h1>
    </div>
  );
};

export default MyComponent;

useParams Hook

import React from 'react';
import { useParams } from 'react-router-dom';

const MyComponent = () => {
  const { id } = useParams();

  return (
    <div>
      <h1>ID: {id}</h1>
    </div>
  );
};

export default MyComponent;
  • シンプルなページ遷移であれば、Linkコンポーネントを使うのが最も簡単です。
  • 動的なページ遷移や条件付きページ遷移の場合は、useHistoryフックやRedirectコンポーネントを使うのが便利です。
  • URL情報やパラメータを取得する場合は、useLocationフックやuseParamsフックを使うのが便利です。

それぞれの方法の特徴を理解して、適切な方法を選びましょう。


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