【初心者向け】Vimeo動画サムネイルの取得方法!HTML、JavaScript、API 3選
Vimeo動画のサムネイル画像を取得する方法(HTML、JavaScript、Vimeo API活用)
Vimeo公式サムネイル画像URLの利用
最も簡単な方法は、Vimeoが提供する公式なサムネイル画像URLを利用する方法です。方法は以下の通りです。
上記URLフォーマットに、取得した動画ID ({VIDEO_ID}
) を含めれば、対応サイズのサムネイル画像が表示されます。
例:
<img src="https://i.vimeocdn.com/video/123456789.jpg" alt="Vimeo動画サムネイル">
Vimeo APIを利用したサムネイル画像取得
より柔軟なサムネイル画像取得には、Vimeo APIを利用する方法があります。Vimeo APIを用いることで、以下のことが可能になります。
- さまざまなサイズのサムネイル画像を取得
- サムネイル画像の転送先を指定
手順:
- アプリケーションを作成: 作成したアカウントで、Vimeo APIを利用するアプリケーションを作成します。
- クライアントIDとクライアントシークレットを取得: 作成したアプリケーションのクライアントIDとクライアントシークレットを取得します。
- レスポンスからサムネイル画像URLを取得: レスポンスの
pictures
プロパティから、必要なサイズのサムネイル画像URLを取得します。
const videoId = 123456789;
const clientId = 'YOUR_CLIENT_ID';
const clientSecret = 'YOUR_CLIENT_SECRET';
fetch(`https://api.vimeo.com/videos/${videoId}?fields=pictures`, {
headers: {
Authorization: `Bearer ${clientSecret}`,
Client-ID: clientId,
},
})
.then((response) => response.json())
.then((data) => {
const thumbnailUrl = data.pictures.sizes[0].link;
console.log(thumbnailUrl); // サムネイル画像URLが出力されます
});
注意事項
- Vimeo API利用には、Vimeo Developerアカウントの作成と、アプリケーションの作成が必要となります。
- APIリクエストには、適切な認証情報を含める必要があります。
Vimeo動画のサムネイル画像を取得するには、Vimeo公式サムネイル画像URLを利用する方法と、Vimeo APIを利用する方法があります。それぞれの特徴と利点を理解し、目的に合った方法を選択してください。
Vimeo動画サムネイル取得サンプルコード(HTML、JavaScript、Vimeo API利用)
Vimeo公式サムネイル画像URLを利用する場合
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Vimeoサムネイル表示</title>
</head>
<body>
<h1>Vimeo動画サムネイル</h1>
<img src="https://i.vimeocdn.com/video/123456789.jpg" alt="Vimeo動画サムネイル">
<img src="https://i.vimeocdn.com/video/123456789_640.jpg" alt="Vimeo動画サムネイル(中サイズ)">
</body>
</html>
説明:
- 上記コードでは、動画ID
123456789
のVimeo動画のサムネイル画像を取得しています。 https://i.vimeocdn.com/video/{VIDEO_ID}.jpg
で小サイズサムネイル、https://i.vimeocdn.com/video/{VIDEO_ID}_{SIZE}.jpg
で、{SIZE}
を任意のサイズ値に置き換えることで、特定サイズのサムネイル画像を取得できます。
Vimeo APIを利用する場合
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Vimeoサムネイル表示</title>
<script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/3.5.1/jquery.min.js"></script>
<script>
$(document).ready(function() {
const videoId = 123456789; // 動画ID
const clientId = 'YOUR_CLIENT_ID'; // Vimeo Developerアカウントで取得したクライアントID
const clientSecret = 'YOUR_CLIENT_SECRET'; // Vimeo Developerアカウントで取得したクライアントシークレット
// Vimeo APIにリクエストを送信
$.ajax({
url: `https://api.vimeo.com/videos/${videoId}?fields=pictures`,
headers: {
Authorization: `Bearer ${clientSecret}`,
Client-ID: clientId
},
dataType: 'json',
success: function(data) {
const thumbnailUrl = data.pictures.sizes[0].link; // サムネイル画像URL
// サムネイル画像をHTMLに挿入
$('body').append('<img src="' + thumbnailUrl + '" alt="Vimeo動画サムネイル">');
}
});
});
</script>
</head>
<body>
<h1>Vimeo動画サムネイル</h1>
</body>
</html>
- 上記コードでは、jQueryを使用してVimeo APIにリクエストを送信しています。
videoId
,clientId
,clientSecret
を、Vimeo Developerアカウントで取得した情報に置き換えてください。- 取得したサムネイル画像は、
$('body').append('<img src="' + thumbnailUrl + '" alt="Vimeo動画サムネイル">');
の部分でHTMLに挿入されます。
- 上記コードはあくまで一例であり、必要に応じて修正・追加してください。
補足
- 実際に利用する場合は、エラー処理やオプション設定などを追加する必要があります。
- より高度なサムネイル画像の取得・処理には、Vimeo APIの公式ドキュメントを参照してください。
Vimeo動画のサムネイル画像を取得する方法(その他の方法)
ウェブスクレイピング
Vimeo動画ページからサムネイル画像のURLを直接スクレイピングする方法です。ただし、この方法はVimeoの利用規約に違反する可能性があるため、非推奨です。
第三者製ライブラリ・ツール利用
Vimeo動画のサムネイル画像取得を容易にする、ライブラリやツールがいくつか存在します。
これらのライブラリを使用することで、Vimeo APIとの複雑なやり取りをせずに、簡単にサムネイル画像を取得することができます。
スクリーンショット
動画を再生して、その画面をスクリーンショットとして保存する方法です。この方法は、特定のフレームのサムネイル画像を取得したい場合に有効です。
手動アップロード
動画のサムネイル画像を自分で作成し、Vimeo動画設定ページから手動でアップロードする方法です。
それぞれの方法のメリットとデメリット
方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
Vimeo公式サムネイル画像URL | 簡単 | サイズ変更が制限される |
Vimeo API | 柔軟性が高い | セットアップが複雑 |
ウェブスクレイピング | コードがシンプル | 非推奨、規約違反の可能性 |
第三者製ライブラリ・ツール | 簡単 | ライブラリのバージョンや機能に依存 |
スクリーンショット | 特定のフレームを取得可能 | 手間がかかる、画質が劣化する可能性 |
手動アップロード | 高い自由度 | 手間がかかる |
Vimeo動画のサムネイル画像を取得する方法には、それぞれメリットとデメリットがあります。最善の方法は、目的に応じて選択する必要があります。
- 簡単な方法でサムネイル画像を取得したい場合は、Vimeo公式サムネイル画像URLを利用するのがおすすめです。
- より柔軟なサムネイル画像取得をしたい場合は、Vimeo APIまたは第三者製ライブラリ・ツールの利用を検討してください。
- 特定のフレームのサムネイル画像が必要な場合は、スクリーンショットによる取得も有効です。
- 高い自由度でサムネイル画像を作成したい場合は、手動アップロードを選択してください。
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