Vue RouterとuseRouteコンポジションAPIフックでURLクエリパラメータを簡単操作

2024-06-27

Vue.js で URL からクエリパラメータを取得する方法

this.$route.query プロパティを使用する

vue-router を使用している場合、this.$route.query プロパティを使用して、URL のクエリパラメータにアクセスできます。このプロパティはオブジェクトで、各クエリパラメータの名前がキー、値が値として格納されています。

<template>
  <div>
    <p>ID: {{ this.$route.query.id }}</p>
    <p>名前: {{ this.$route.query.name }}</p>
  </div>
</template>

<script>
export default {
  // ...
}
</script>

上記の例では、/users/1?name=Taro のような URL にアクセスすると、this.$route.query.id1this.$route.query.nameTaro になります。

useRoute コンポジション API フックを使用する

Vue 3 では、useRoute コンポジション API フックを使用して、this.$route オブジェクトと同じ情報を取得できます。

<template>
  <div>
    <p>ID: {{ route.query.id }}</p>
    <p>名前: {{ route.query.name }}</p>
  </div>
</template>

<script setup>
import { useRoute } from 'vue-router';

const route = useRoute();

// ...
</script>

上記の例は、useRoute フックを使用して route 変数に this.$route オブジェクトを代入し、その query プロパティを使用してクエリパラメータにアクセスする方法を示しています。

補足

  • クエリパラメータが存在しない場合、undefined が返されます。
  • 複数のクエリパラメータを持つキーの場合、配列として返されます。
  • URL エンコードされたクエリパラメータ値をデコードするには、decodeURIComponent() 関数を使用する必要があります。

    これらの方法を理解することで、Vue.js アプリケーションで URL からクエリパラメータを簡単に取得し、処理することができます。




    <template>
      <div>
        <p>ID: {{ this.$route.query.id }}</p>
        <p>名前: {{ this.$route.query.name }}</p>
        <p>年齢: {{ this.$route.query.age || 20 }}</p>
      </div>
    </template>
    
    <script>
    export default {
      // ...
    }
    </script>
    

    この例では、以下の URL にアクセスすると、以下の結果が表示されます。

    • /users/1?name=Taro&age=30:
      • ID: 1
      • 名前: Taro
      • 年齢: 30
    <template>
      <div>
        <p>ID: {{ route.query.id }}</p>
        <p>名前: {{ route.query.name }}</p>
        <p>年齢: {{ route.query.age || 20 }}</p>
      </div>
    </template>
    
    <script setup>
    import { useRoute } from 'vue-router';
    
    const route = useRoute();
    
    // ...
    </script>
    

    この例は、1つ目の例と同じ結果を出力します。

    • このコードは、Vue Router と Vue 3 を使用していることを前提としています。

    このサンプルコードを参考に、自身のアプリケーションで URL からクエリパラメータを取得して処理してください。




    Vue.js で URL からクエリパラメータを取得するその他の方法

    window.location.search プロパティには、現在の URL のクエリ文字列が含まれています。このプロパティを使用して、クエリパラメータを解析し、必要な値を取得することができます。

    <template>
      <div>
        <p>ID: {{ parseQueryString(window.location.search).id }}</p>
        <p>名前: {{ parseQueryString(window.location.search).name }}</p>
      </div>
    </template>
    
    <script>
    function parseQueryString(queryString) {
      const params = {};
      const pairs = queryString.slice(1).split('&');
    
      for (const pair of pairs) {
        const [key, value] = pair.split('=');
        params[key] = decodeURIComponent(value);
      }
    
      return params;
    }
    
    export default {
      // ...
    }
    </script>
    

    上記の例では、parseQueryString 関数を使用してクエリ文字列を解析し、オブジェクトに変換しています。このオブジェクトから、必要なクエリパラメータ値にアクセスすることができます。

    URL ライブラリを使用する

    URL 解析をより簡単に処理するために、URL ライブラリを使用することができます。いくつかの人気のあるライブラリを以下に紹介します。

      これらのライブラリは、クエリ文字列の解析、エンコード、デコードなどの機能を提供します。

      history.replaceState または history.pushState API を使用して、URL を変更し、新しいクエリパラメータを含めることができます。この方法は、SPA (Single Page Application) でクエリパラメータを変更する場合に役立ちます。

      <template>
        <div>
          <button @click="updateQueryString">クエリパラメータを更新</button>
        </div>
      </template>
      
      <script>
      export default {
        methods: {
          updateQueryString() {
            const newQuery = {
              id: 10,
              name: 'Taro'
            };
      
            const queryString = new URLSearchParams(newQuery).toString();
            history.replaceState(null, null, `?${queryString}`);
          }
        }
      }
      </script>
      

      上記の例では、updateQueryString メソッドを使用して、history.replaceState API を呼び出し、新しいクエリパラメータを含む URL に置き換えます。

      注意事項

      • 上記で説明した方法は、それぞれ長所と短所があります。状況に応じて最適な方法を選択してください。

      javascript vue.js vue-router


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