Angular 2 で [href] ディレクティブを使用してリンクに "unsafe" プレフィックスを追加することを回避する方法
Angular 2 でリンクに "unsafe" プレフィックスを追加することを回避する方法
しかし、場合によっては "unsafe" プレフィックスを追加したくないこともあります。例えば、信頼できるソースからの URL をレンダリングする場合です。
この問題を解決するには、以下の方法があります。
[href]
ディレクティブを使用すると、URL を直接バインドできます。この場合、"unsafe" プレフィックスは追加されません。
<a [href]="url">リンク</a>
DomSanitizer
サービスを使用すると、URL を安全な形式に変換できます。
<a [href]="sanitizer.bypassSecurityTrustUrl(url)">リンク</a>
<a [href]="url | safeUrl">リンク</a>
カスタムパイプを作成して、URL を安全な形式に変換することもできます。
import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';
import { DomSanitizer } from '@angular/platform-browser';
@Pipe({
name: 'safeUrl'
})
export class SafeUrlPipe implements PipeTransform {
constructor(private sanitizer: DomSanitizer) {}
transform(url: string): SafeUrl {
return this.sanitizer.bypassSecurityTrustUrl(url);
}
}
これらの方法のいずれかを使用することで、Angular 2 でリンクに "unsafe" プレフィックスを追加することを回避できます。
注意事項
- 上記の方法は、信頼できるソースからの URL のみで使用してください。
- ユーザーが提供した URL は、常に安全な形式に変換してから使用してください。
[href] ディレクティブを使用する
<a [href]="url">リンク</a>
このコードは、url
変数に格納されている URL をリンクとしてレンダリングします。[href]
ディレクティブにより、URL は直接バインドされ、"unsafe" プレフィックスは追加されません。
DomSanitizer を使用する
<a [href]="sanitizer.bypassSecurityTrustUrl(url)">リンク</a>
このコードは、url
変数に格納されている URL を DomSanitizer
サービスを使用して安全な形式に変換し、リンクとしてレンダリングします。
SafeUrl パイプを使用する
<a [href]="url | safeUrl">リンク</a>
カスタムパイプを作成する
import { Pipe, PipeTransform } from '@angular/core';
import { DomSanitizer } from '@angular/platform-browser';
@Pipe({
name: 'safeUrl'
})
export class SafeUrlPipe implements PipeTransform {
constructor(private sanitizer: DomSanitizer) {}
transform(url: string): SafeUrl {
return this.sanitizer.bypassSecurityTrustUrl(url);
}
}
<a [href]="url | safeUrl">リンク</a>
このコードは、SafeUrlPipe
というカスタムパイプを作成して、URL を安全な形式に変換します。パイプを使用することで、HTML テンプレート内でコードを簡潔に記述できます。
注意事項
- 上記のサンプルコードは、あくまでも例示であり、実際の使用状況に合わせて変更する必要があります。
Angular 2 でリンクに "unsafe" プレフィックスを追加することを回避するその他の方法
RouterLink
ディレクティブを使用すると、Angular のルーティング機能を使用してリンクをレンダリングできます。この場合、"unsafe" プレフィックスは自動的に追加されません。
<a routerLink="/path/to/route">リンク</a>
ng-link
ディレクティブは、Angular 1 から残っている古いディレクティブです。このディレクティブを使用すると、URL を直接バインドできます。この場合、"unsafe" プレフィックスは追加されません。
<a href="{{ url }}">リンク</a>
Location
サービスを使用すると、現在の URL を取得したり、新しい URL に移動したりできます。このサービスを使用して、リンクをプログラムで生成することもできます。
import { Location } from '@angular/common';
constructor(private location: Location) {}
onClick() {
this.location.go('/path/to/route');
}
注意事項
- 上記の方法を使用する場合は、常に安全な URL を使用してください。
これらの方法は、状況に応じて使い分けることができます。どの方法が最適かは、具体的な要件によって異なります。
Angular 2 でリンクに "unsafe" プレフィックスを追加することを回避するには、さまざまな方法があります。上記の方法は、一般的な方法と、状況によってはより適切な方法の両方を含んでいます。
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