初心者向け！CSSのクラスセレクタで * を使ってスタイルを適用する方法
CSSのクラスセレクタにおけるワイルドカード *
ワイルドカード * の使い方
クラス名の一部に合致する要素を選択
.foo*：クラス名にfooで始まる文字列を含むすべての要素を選択します。- 例：
.foo1,.foobar,.foo-barなど
- 例：
すべての要素を選択
単に * を使用すると、すべての要素を選択できます。これは、すべての要素に同じスタイルを適用したい場合に便利です。
ワイルドカード * の使用例
例1：すべてのボタンに共通のスタイルを適用
<button class="btn btn-primary">ボタン1</button>
<button class="btn btn-success">ボタン2</button>
<button class="btn btn-danger">ボタン3</button>
/* すべてのボタンに共通のスタイル */
.btn {
color: white;
font-size: 16px;
padding: 10px;
}
/* ボタンの種類ごとに異なるスタイル */
.btn-primary {
background-color: #007bff;
}
.btn-success {
background-color: #28a745;
}
.btn-danger {
background-color: #dc3545;
}
この例では、* を使用してすべての .btn 要素を選択し、共通のスタイルを適用しています。その上で、btn-primary、btn-success、btn-danger といった個別のクラスセレクタを使用して、それぞれのボタンに異なるスタイルを適用しています。
例2：入力欄にフォーカスが当たった時にスタイルを変更
<input type="text" class="input-text">
/* 入力欄にフォーカスが当たっていない時 */
.input-text {
border: 1px solid #ccc;
}
/* 入力欄にフォーカスが当たった時 */
.input-text:focus {
border-color: #007bff;
}
この例では、input-text クラスを持つすべての入力欄に、フォーカスが当たっていない時のスタイルと、フォーカスが当たった時のスタイルを定義しています。
- ワイルドカードは、セレクタの最初にのみ使用できます。
- ワイルドカードを使用すると、セレクタの処理速度が遅くなる可能性があります。
ワイルドカード * は、CSSのクラスセレクタにおいて、特定の条件に合致するすべての要素を選択する便利なツールです。使いこなすことで、効率的にスタイルを適用することができます。
例1：すべてのボタンに共通のスタイルを適用
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>サンプルコード</title>
<style>
/* すべてのボタンに共通のスタイル */
.btn {
color: white;
font-size: 16px;
padding: 10px;
}
/* ボタンの種類ごとに異なるスタイル */
.btn-primary {
background-color: #007bff;
}
.btn-success {
background-color: #28a745;
}
.btn-danger {
background-color: #dc3545;
}
</style>
</head>
<body>
<button class="btn btn-primary">ボタン1</button>
<button class="btn btn-success">ボタン2</button>
<button class="btn btn-danger">ボタン3</button>
</body>
</html>
例2：入力欄にフォーカスが当たった時にスタイルを変更
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<title>サンプルコード</title>
<style>
/* 入力欄にフォーカスが当たっていない時 */
.input-text {
border: 1px solid #ccc;
}
/* 入力欄にフォーカスが当たった時 */
.input-text:focus {
border-color: #007bff;
}
</style>
</head>
<body>
<input type="text" class="input-text">
</body>
</html>
このコードを実行すると、ブラウザにテキスト入力欄が表示されます。入力欄にフォーカスが当たっていない時は、薄いグレーの枠線が適用されます。入力欄にフォーカスが当たると、枠線が青色に変わります。
li {
color: black;
font-size: 14px;
}
- すべての画像に枠線を適用
img {
border: 1px solid #ccc;
}
- すべてのリンクにアンダーラインを適用
a {
text-decoration: underline;
}
これらのサンプルコードを参考に、ワイルドカード * を使用して、さまざまなスタイルを適用してみてください。
ワイルドカード * 以外の方法
子孫セレクタ () を使用すると、特定の要素の子孫であるすべての要素を選択できます。
<div class="container">
<div class="inner">
<p>テキスト</p>
</div>
</div>
/* .container 内のすべての p 要素を選択 */
.container p {
color: red;
}
この例では、.container 要素の子孫であるすべての .p 要素を選択し、文字色を赤色にしています。
<div class="container">
<p>テキスト1</p>
<p>テキスト2</p>
</div>
/* .container 内の p 要素の直後に続く p 要素を選択 */
.container p + p {
color: blue;
}
<div class="container">
<p>テキスト1</p>
<span>テキスト2</span>
<p>テキスト3</p>
</div>
/* .container 内の p 要素の後に続くすべての p 要素を選択 */
.container p ~ p {
color: green;
}
属性セレクタを使用すると、特定の属性を持つ要素を選択できます。
<a href="https://www.google.com/">Google</a>
/* href 属性が "https://www.google.com/" である a 要素を選択 */
a[href="https://www.google.com/"] {
color: red;
}
この例では、href 属性が "https://www.google.com/" である a 要素を選択し、文字色を赤色にしています。
nth-child セレクタを使用すると、特定の位置にある子要素を選択できます。
<ul>
<li>項目1</li>
<li>項目2</li>
<li>項目3</li>
</ul>
/* ul 要素の 2 番目の子要素を選択 */
ul li:nth-child(2) {
color: blue;
}
これらの方法を組み合わせることで、さまざまな条件に合致する要素を選択することができます。
ワイルドカード * は、特定の条件に合致するすべての要素を選択する便利なツールですが、他の方法を使用することで、より柔軟に要素を選択することができます。状況に応じて、適切な方法を選択してください。
css css-selectors wildcard
