MaterialUIカスタムホバー設定

2024-10-07

React.jsでMaterialUIのカスタムホバースタイルを解説

MaterialUIはReact.jsのコンポーネントライブラリで、さまざまなUI要素を簡単に実装できます。その中でも、ホバー効果はユーザーインターフェイスをよりインタラクティブにする重要な要素です。この記事では、MaterialUIのカスタムホバースタイルについて解説します。

基本的なホバースタイル

MaterialUIのコンポーネントは、デフォルトでホバー状態のスタイルが設定されています。しかし、独自のスタイルを適用したい場合は、hoverプロパティを使用します。

import { Button } from '@mui/material';

<Button variant="contained" color="primary" hover={{ backgroundColor: 'pink' }}>
  Hover Me
</Button>

この例では、ボタンがホバーされたときに背景色がピンクになります。

CSSの@mediaクエリを使用してデバイスごとに異なるホバースタイル

異なるデバイスサイズに合わせてホバースタイルを調整したい場合は、CSSの@mediaクエリを使用します。

import { Button } from '@mui/material';
import { makeStyles } from '@mui/styles';

const useStyles = makeStyles((theme) => ({
  button: {
    '&:hover': {
      backgroundColor: 'pink',
      '@media (max-width: 600px)': {
        backgroundColor: 'lightblue',
      },
    },
  },
}));

<Button variant="contained" color="primary" className={useStyles().button}>
  Hover Me
</Button>

この例では、画面幅が600px以下のデバイスでは、ホバー時の背景色がライトブルーになります。

themeオブジェクトを使用してテーマに応じたホバースタイル

MaterialUIのテーマシステムを利用して、テーマに応じたホバースタイルを設定することもできます。

import { Button } from '@mui/material';
import { makeStyles } from '@mui/styles';

const useStyles = makeStyles((theme) => ({
  button: {
    '&:hover': {
      backgroundColor: theme.palette.primary.dark,
    },
  },
}));

<Button variant="contained" color="primary" className={useStyles().button}>
  Hover Me
</Button>

この例では、ホバー時の背景色がテーマのプライマリカラーのダークシェードになります。

カスタムホバースタイルを複数のコンポーネントに適用

複数のコンポーネントに同じホバースタイルを適用したい場合は、スタイルを共通のクラスとして定義し、各コンポーネントに適用します。

import { Button, Typography } from '@mui/material';
import { makeStyles } from '@mui/styles';

const useStyles = makeStyles((theme) => ({
  hoverStyle: {
    '&:hover': {
      backgroundColor: 'pink',
    },
  },
}));

<Button variant="contained" color="primary" className={useStyles().hoverStyle}>
  Hover Me
</Button>
<Typography variant="h6" className={useStyles().hoverStyle}>
  Hover Me
</Typography>

この例では、hoverStyleクラスをボタンとテキストコンポーネントの両方に適用し、同じホバー効果を適用しています。




MaterialUIのカスタムホバースタイルのコード例解説

import { Button } from '@mui/material';

<Button variant="contained" color="primary" hover={{ backgroundColor: 'pink' }}>
  Hover Me
</Button>
  • backgroundColor
    ホバー時の背景色を設定します。
  • hoverプロパティ
    ホバー状態のスタイルを指定します。
import { Button } from '@mui/material';
import { makeStyles } from '@mui/styles';

const useStyles = makeStyles((theme) => ({
  button: {
    '&:hover': {
      backgroundColor: 'pink',
      '@media (max-width: 600px)': {
        backgroundColor: 'lightblue',
      },
    },
  },
}));

<Button variant="contained" color="primary" className={useStyles().button}>
  Hover Me
</Button>
  • max-width: 600px
    画面幅が600px以下の場合に適用されます。
  • @mediaクエリ
    画面幅に応じて異なるスタイルを適用します。
import { Button } from '@mui/material';
import { makeStyles } from '@mui/styles';

const useStyles = makeStyles((theme) => ({
  button: {
    '&:hover': {
      backgroundColor: theme.palette.primary.dark,
    },
  },
}));

<Button variant="contained" color="primary" className={useStyles().button}>
  Hover Me
</Button>
  • theme.palette.primary.dark
    テーマのプライマリカラーのダークシェードを使用します。
  • themeオブジェクト
    MaterialUIのテーマ情報を取得します。
import { Button, Typography } from '@mui/material';
import { makeStyles } from '@mui/styles';

const useStyles = makeStyles((theme) => ({
  hoverStyle: {
    '&:hover': {
      backgroundColor: 'pink',
    },
  },
}));

<Button variant="contained" color="primary" className={useStyles().hoverStyle}>
  Hover Me
</Button>
<Typography variant="h6" className={useStyles().hoverStyle}>
  Hover Me
</Typography>
  • 共通のクラス
    hoverStyleクラスを複数のコンポーネントに適用することで、同じホバースタイルを共有します。



CSSの:hoverセレクタを使用

MaterialUIのコンポーネントに直接CSSの:hoverセレクタを適用することもできます。

import { Button } from '@mui/material';

<Button variant="contained" color="primary" className="my-button">
  Hover Me
</Button>

<style>
  .my-button:hover {
    background-color: pink;
  }
</style>

この方法では、CSSファイルにスタイルを定義し、クラス名を使用してコンポーネントに適用します。

styled-componentsライブラリを使用

styled-componentsは、CSSをJavaScriptのテンプレート文字列として記述できるライブラリです。これを使用して、MaterialUIのコンポーネントにカスタムスタイルを適用できます。

import styled from 'styled-components';
import { Button } from '@mui/material';

const StyledButton = styled(Button)`
  &:hover {
    background-color: pink;
  }
`;

<StyledButton variant="contained" color="primary">
  Hover Me
</StyledButton>

この方法では、コンポーネントをラップしてスタイルを適用します。

@emotionライブラリを使用

@emotionは、CSSをJavaScriptのテンプレート文字列として記述できる別のライブラリです。MaterialUIと組み合わせて使用することもできます。

import { Button } from '@mui/material';
import { css } from '@emotion/react';

const hoverStyle = css`
  &:hover {
    background-color: pink;
  }
`;

<Button variant="contained" color="primary" css={hoverStyle}>
  Hover Me
</Button>

この方法では、CSSをJavaScriptのテンプレート文字列として定義し、コンポーネントに適用します。


reactjs styles



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