コマンドライン以外で現在のフォルダにReactアプリを作成する方法
コマンドラインで現在のフォルダにReactアプリを作成する
方法
以下のコマンドを使用することで、現在のフォルダにReactアプリを作成できます。
npx create-react-app .
このコマンドは、create-react-app
を現在のフォルダで実行し、以下のファイルとフォルダを作成します。
node_modules/
package.json
public/
README.md
src/
App.css
App.js
index.css
index.js
npx
コマンドは、npmパッケージをインストールせずに実行することができます。.
は現在のフォルダを表します。
既存プロジェクトへのReactアプリ追加
既存のプロジェクトにReactアプリを追加したい場合は、以下の手順に従います。
- プロジェクトフォルダに移動します。
- 上記のコマンドを実行します。
- 作成された
src
フォルダをプロジェクトのソースコードフォルダに移動します。 - 必要に応じて、
index.js
ファイルを変更します。
注意点
- 現在のフォルダに同名のファイルやフォルダが存在する場合は、上書きされます。
create-react-app
は、プロジェクトに必要なすべてのファイルをインストールするため、時間がかかる場合があります。
import React, { useState } from 'react';
function App() {
const [count, setCount] = useState(0);
function handleClick() {
setCount(count + 1);
}
return (
<div>
<h1>カウント: {count}</h1>
<button onClick={handleClick}>カウントアップ</button>
</div>
);
}
export default App;
index.js
import React from 'react';
import ReactDOM from 'react-dom';
import App from './App';
ReactDOM.render(<App />, document.getElementById('root'));
このコードは、ボタンをクリックするたびにカウントがアップするシンプルなアプリです。
コード解説
App.js
ファイルは、Reactアプリのメインコンポーネントです。useState
フックを使用して、カウントの状態を管理しています。handleClick
関数は、ボタンをクリックしたときに呼び出され、カウントを1増やします。index.js
ファイルは、App
コンポーネントをDOMにレンダリングします。
実行方法
以下のコマンドを実行して、アプリを起動できます。
npm start
Visual Studio Code 拡張機能を使う
Visual Studio Codeには、Reactアプリを作成するための拡張機能がいくつかあります。
- React Snippets:Reactコンポーネントやコードスニペットを簡単に挿入できます。
- ES7 React/Redux/GraphQL/React-Native snippets:Reactプロジェクトに必要なコードスニペットを提供します。
- Path Intellisense:ファイルやフォルダへのパスを補完します。
これらの拡張機能を使用すると、コマンドラインを操作することなく、簡単にReactアプリを作成できます。
オンラインツールを使う
React App Builderなどのオンラインツールを使えば、ブラウザ上で簡単にReactアプリを作成できます。
これらのツールは、コードエディタやプレビュー機能などを備えており、初心者でも簡単にReactアプリを作成できます。
手動でファイルを作成する
Reactアプリは、以下のファイルで構成されています。
- package.json:プロジェクトの設定ファイル
- index.html:HTMLファイル
- index.js:JavaScriptファイル
これらのファイルを自分で作成することで、Reactアプリを作成できます。
reactjs command-line create-react-app