Angular開発を快適に!ng serveのデフォルト設定をカスタマイズして自分だけの環境を作ろう
Angular / Angular CLI で ng serve のデフォルトホストとポートを設定する方法
Angular CLI の ng serve
コマンドは、開発時にアプリケーションをローカルで実行するために使用されます。デフォルトでは、このコマンドは localhost:4200
でアプリケーションをホストします。しかし、異なるホストやポートを使用したい場合もあるでしょう。
このチュートリアルでは、Angular CLI の設定ファイルを使用して、ng serve
コマンドのデフォルトホストとポートを設定する方法を説明します。
手順
- プロジェクトの設定ファイルを開く
プロジェクトのルートディレクトリにある angular.json
ファイルを開きます。
- "serve" プロパティを見つける
angular.json
ファイルには、serve
プロパティという名前のオブジェクトがあります。このオブジェクトには、ng serve
コマンドの動作を制御するための設定が含まれています。
- "host" プロパティを設定する
serve
オブジェクトには、host
という名前のプロパティがあります。このプロパティは、アプリケーションをホストするホスト名または IP アドレスを指定します。
デフォルトでは、host
プロパティは localhost
に設定されています。別のホストを使用したい場合は、このプロパティをそのホスト名または IP アドレスに変更します。
- ファイルを保存して ng serve を実行する
angular.json
ファイルを保存して、次のコマンドを実行してアプリケーションを起動します。
ng serve
アプリケーションは、設定したホストとポートで起動します。
例
次の例は、angular.json
ファイルの設定方法を示しています。
{
"projects": {
"my-app": {
"architect": {
"serve": {
"host": "0.0.0.0",
"port": 8080
}
}
}
}
}
この設定により、ng serve
コマンドはアプリケーションを 0.0.0.0:8080
で起動します。
注意事項
host
プロパティに0.0.0.0
を設定すると、アプリケーションはすべてのネットワークインターフェースでアクセス可能になります。- 特定のポートを使用したい場合は、そのポートが使用可能であることを確認する必要があります。
{
"projects": {
"my-app": {
"architect": {
"serve": {
"host": "0.0.0.0",
"port": 8080,
"ssl": true,
"sslKey": "./ssl/key.pem",
"sslCert": "./ssl/cert.pem"
}
}
}
}
}
- ホスト:
0.0.0.0
- ポート:
8080
- SSL: 有効
- SSL キー:
./ssl/key.pem
説明
host
プロパティ: アプリケーションをホストするホスト名または IP アドレスを指定します。ssl
プロパティ: SSL を有効にするかどうかを指定します。
- SSL を使用する場合は、SSL キーファイルと SSL 証明書ファイルを用意する必要があります。
Google 検索で「他の方法で ng serve のデフォルトホストとポートを設定する」を検索したところ、関連する結果は見つかりませんでした。
もし、他の方法で ng serve のデフォルトホストとポートを設定する方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
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