Angular 2 サイトでブラウザキャッシュを無効化する方法
Angular 2 サイトのブラウザキャッシュを無効化する方法
キャッシュ無効化の一般的な方法
ブラウザキャッシュを無効化するには、以下の方法があります。
- ブラウザの設定を変更する: ほとんどのブラウザでは、設定画面でキャッシュを無効化することができます。
- HTTP ヘッダーを使用する: サーバーから送信される HTTP ヘッダーを使用して、キャッシュを無効化することができます。
- Angular コードを使用する: Angular の
Cache-Control
ヘッダーを使用して、キャッシュを無効化することができます。
Cache-Control
ヘッダーを@angular/common/http
モジュールのHttpInterceptor
を使用して設定します。- インターセプターを
HTTP_INTERCEPTORS
プロバイダーに登録します。
import { Injectable } from '@angular/core';
import { HttpRequest, HttpResponse, HttpInterceptor, HttpHandler } from '@angular/common/http';
@Injectable()
export class CacheInterceptor implements HttpInterceptor {
intercept(req: HttpRequest<any>, next: HttpHandler): Observable<HttpResponse<any>> {
const request = req.clone({
headers: req.headers.set('Cache-Control', 'no-cache')
});
return next.handle(request);
}
}
- アプリケーションモジュールの
providers
配列にインターセプターを追加します。
import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser';
import { NgModule } from '@angular/core';
import { AppComponent } from './app.component';
import { CacheInterceptor } from './cache.interceptor';
@NgModule({
declarations: [
AppComponent
],
imports: [
BrowserModule
],
providers: [
CacheInterceptor
],
bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule { }
キャッシュ無効化の注意点
- キャッシュ無効化により、アプリケーションのパフォーマンスが低下する可能性があります。
- キャッシュ無効化により、ユーザーのインターネットデータ使用量が大幅に増加する可能性があります。
- キャッシュ無効化は、すべてのブラウザで同じように動作するとは限りません。
Angular 2 サイトのブラウザキャッシュを無効化するためのサンプルコード
import { Injectable } from '@angular/core';
import { HttpRequest, HttpResponse, HttpInterceptor, HttpHandler } from '@angular/common/http';
@Injectable()
export class CacheInterceptor implements HttpInterceptor {
intercept(req: HttpRequest<any>, next: HttpHandler): Observable<HttpResponse<any>> {
const request = req.clone({
headers: req.headers.set('Cache-Control', 'no-cache')
});
return next.handle(request);
}
}
このコードは、CacheInterceptor
という名前のインターセプターを作成します。このインターセプターは、すべての HTTP リクエストに Cache-Control: no-cache
ヘッダーを追加します。これにより、ブラウザはキャッシュを無効化し、常にサーバーから最新データを取得します。
このインターセプターをアプリケーションモジュールに登録するには、以下のコードを追加します。
import { BrowserModule } from '@angular/platform-browser';
import { NgModule } from '@angular/core';
import { AppComponent } from './app.component';
import { CacheInterceptor } from './cache.interceptor';
@NgModule({
declarations: [
AppComponent
],
imports: [
BrowserModule
],
providers: [
CacheInterceptor
],
bootstrap: [AppComponent]
})
export class AppModule { }
このコードにより、アプリケーションモジュール内のすべての HTTP リクエストでブラウザキャッシュが無効化されます。
CacheInterceptor
クラスは@Injectable()
デコレータでデコレーションされています。これにより、Angular がこのクラスをインジェクションできるようになります。intercept
メソッドは、インターセプターがすべての HTTP リクエストを処理するために呼び出されるメソッドです。req.clone({ headers: req.headers.set('Cache-Control', 'no-cache') })
行は、元の HTTP リクエストのコピーを作成し、Cache-Control
ヘッダーをno-cache
に設定します。next.handle(request)
行は、変更された HTTP リクエストを次のインターセプターに送信します。
注意点
- このサンプルコードは、ブラウザキャッシュを無効化する方法を示すための単純な例です。
- 実際のアプリケーションでは、より複雑なロジックが必要になる場合があります。
ブラウザキャッシュを無効化する方法
HTTP ヘッダーを使用する
サーバーから送信される HTTP ヘッダーを使用して、キャッシュを無効化することができます。以下のヘッダーを使用できます。
Cache-Control: no-cache
Pragma: no-cache
Expires: 0
これらのヘッダーは、ブラウザにキャッシュを保存しないよう指示します。
サーバー設定を使用する
Web サーバーの設定を使用して、キャッシュを無効化することができます。Apache Web サーバーの場合は、以下の設定を追加できます。
Header always set Cache-Control "no-cache"
この設定により、すべてのページでキャッシュが無効化されます。
ブラウザの設定を変更する
ほとんどのブラウザでは、設定画面でキャッシュを無効化することができます。以下の手順に従います。
- 詳細設定またはプライバシー設定に移動します。
- キャッシュに関する設定を見つけます。
- キャッシュを無効化またはオフにします。
Angular コードを使用する
Angular の Cache-Control
ヘッダーを使用して、キャッシュを無効化することができます。以下のコード例をご覧ください。
import { Injectable } from '@angular/core';
import { HttpRequest, HttpResponse, HttpInterceptor, HttpHandler } from '@angular/common/http';
@Injectable()
export class CacheInterceptor implements HttpInterceptor {
intercept(req: HttpRequest<any>, next: HttpHandler): Observable<HttpResponse<any>> {
const request = req.clone({
headers: req.headers.set('Cache-Control', 'no-cache')
});
return next.handle(request);
}
}
サービスワーカーを使用して、キャッシュを無効化することができます。サービスワーカーは、ブラウザがオフライン時にアプリケーションを動作させるために使用されるスクリプトです。サービスワーカーを使用して、キャッシュを無効化する場合は、以下のコード例をご覧ください。
self.addEventListener('fetch', function(event) {
event.respondWith(
fetch(event.request).then(function(response) {
response.headers.set('Cache-Control', 'no-cache');
return response;
})
);
});
このコードは、fetch
イベントリスナーを作成します。このリスナーは、ブラウザがページをロードするたびに呼び出されます。リスナーは、fetch
関数を使用してページをロードし、Cache-Control
ヘッダーを no-cache
に設定します。
クライアントサイドキャッシュを使用しない
Angular の HttpClient
モジュールの cachebusting
オプションを使用して、クライアントサイドキャッシュを使用しないようにすることができます。以下のコード例をご覧ください。
import { HttpClient } from '@angular/common/http';
const httpClient = new HttpClient({ cacheBusting: true });
httpClient.get('https://example.com/data.json')
.subscribe(data => console.log(data));
このコードは、HttpClient
インスタンスを作成し、cacheBusting
オプションを true
に設定します。次に、get
メソッドを使用して API エンドポイントを呼び出し、応答をコンソールに記録します。
ブラウザ拡張機能を使用して、キャッシュを無効化することができます。以下の拡張機能が人気です。
これらの拡張機能は、ブラウザからすべてのキャッシュを削除したり、特定の Web サイトのキャッシュを削除したりすることができます。
caching angular browser-cache