Angular アプリのデバッグ:VSCode 以外に使える方法

2024-04-09

Angular アプリを VSCode でデバッグする方法

デバッグの準備

VSCode で Angular アプリをデバッグするには、以下の準備が必要です。

  1. Angular CLI のインストール:

    npm install -g @angular/cli
    
  2. VSCode の拡張機能のインストール:

    • Angular Language Service: Angular アプリのコード補完やシンタックスハイライトを提供します。
    • Debugger for Chrome: Chrome デバッガーとの統合を提供します。
  3. launch.json ファイルの設定:

    • デバッガーの構成ファイルです。
    • デバッグの種類 (Chrome、Edge など)、ブレークポイントの設定、ソースマップの場所などを指定します。

デバッグの実行

  1. VSCode で Angular プロジェクトを開きます。
  2. デバッグ パネルを開きます (Ctrl+Shift+D)。
  3. デバッグの開始 ボタンをクリックします (緑色の三角形)。

デバッグ機能

VSCode デバッガーには、以下の機能があります。

  • ブレークポイントの設定: コードの特定の行でプログラムを停止させることができます。
  • 変数の値の確認: 変数の値をリアルタイムで確認できます。
  • スタックトレースの表示: プログラムの実行履歴を確認できます。
  • コードの実行ステップ: コードを一行ずつ実行できます。

webpack は、Angular アプリのビルドに使用されるツールです。VSCode デバッガーは webpack と連携して、デバッグ情報を取得することができます。

webpack の設定ファイル (webpack.config.js) に以下の設定を追加することで、デバッグ情報を生成することができます。

devtool: 'inline-source-map',

VSCode は、Angular アプリのデバッグに役立つ強力な IDE です。デバッグ機能を使いこなすことで、問題を迅速に特定し、修正することができます。

補足

  • デバッグには Chrome ブラウザを使用する必要があります。
  • デバッグ中に問題が発生した場合は、VSCode の出力パネルを確認してください。
  • デバッグに関する情報は、上記の情報源を参照してください。
  • Angular アプリのデバッグには、ブラウザの開発者ツールを使用することもできます。
  • Karma や Jest などのテストフレームワークを使用して、Angular アプリのテストを実行することもできます。



app.component.ts

import { Component, OnInit } from '@angular/core';

@Component({
  selector: 'my-app',
  templateUrl: './app.component.html',
  styleUrls: ['./app.component.css']
})
export class AppComponent implements OnInit {

  constructor() { }

  ngOnInit() {
    console.log('Hello World!');
  }

}
<h1>Hello World!</h1>
<p>This is my first Angular app.</p>

launch.json

{
  "version": "0.2.0",
  "configurations": [
    {
      "name": "Chrome",
      "type": "chrome",
      "request": "launch",
      "url": "http://localhost:4200",
      "webRoot": "${workspaceRoot}/src",
      "sourceMaps": true,
      "sourceMapPathOverrides": {
        "webpack:///src/": "${workspaceRoot}/src/"
      },
      "targets": [
        {
          "type": "js",
          "name": "localhost:4200"
        }
      ]
    }
  ]
}

このコードを使用して、VSCode で Angular アプリのデバッグを試してみてください。

デバッグ手順

  1. アプリケーションがブラウザで起動します。
  2. ブレークポイントを設定して、コードの実行をステップ実行します。
  3. 変数の値を確認して、問題を特定します。




Angular アプリのデバッグ方法

  • Chrome デバッガー: Chrome ブラウザに組み込まれたデバッガーを使用することができます。
  • Angular DevTools: Chrome 拡張機能として提供されるデバッガーツールです。
  • Karma: テストフレームワークとして使用することができ、デバッグ機能も提供しています。

各方法の特徴

方法特徴
VSCode デバッガー使いやすい、豊富な機能
Chrome デバッガー軽量、ブラウザ上で動作
Angular DevToolsAngular アプリに特化
Karmaテストとデバッグを同時に実行
Jest高速、使いやすい
  • 初めて Angular アプリのデバッグを行う場合は、VSCode デバッガーがおすすめです。
  • 軽量なデバッガーを求めている場合は、Chrome デバッガーがおすすめです。
  • Angular アプリに特化したデバッグツールを求めている場合は、Angular DevTools がおすすめです。
  • テストとデバッグを同時に実行したい場合は、Karma がおすすめです。
  • 高速で使いやすいデバッガーを求めている場合は、Jest がおすすめです。
  • デバッグに関する情報は、Angular 公式ドキュメントや各ツールのドキュメントを参照してください。
  • デバッグに慣れるまでは、簡単なサンプルコードを使って練習することをおすすめします。

angular debugging webpack


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