Node.jsで画像をダウンロードする:requestとaxiosモジュールの比較

2024-05-16

Node.jsを使って画像をダウンロードする方法

requestモジュールは、HTTPリクエストを簡単に行うためのライブラリです。画像のダウンロードにもよく使われます。

const request = require('request');
const fs = require('fs');

const imageUrl = 'https://example.com/image.jpg';
const filePath = './image.jpg';

request(imageUrl, (error, response, body) => {
  if (error) {
    console.error(error);
    return;
  }

  if (response.statusCode !== 200) {
    console.error('Status code:', response.statusCode);
    return;
  }

  fs.writeFileSync(filePath, body);
  console.log('Image downloaded:', filePath);
});

このコードは、以下のことを行います。

  1. requestモジュールをインポートします。
  2. ダウンロードする画像のURLと、保存するファイルパスを定義します。
  3. request関数を使って、画像のURLにGETリクエストを送信します。
  4. エラーが発生した場合は、コンソールにエラーメッセージを出力します。
  5. 画像のバイナリデータをファイルに書き込みます。
  6. ダウンロード完了メッセージをコンソールに出力します。

axiosモジュールは、PromiseベースのHTTPクライアントライブラリです。requestモジュールよりも使いやすく、機能も豊富です。

const axios = require('axios');
const fs = require('fs');

const imageUrl = 'https://example.com/image.jpg';
const filePath = './image.jpg';

axios({
  method: 'get',
  url: imageUrl,
  responseType: 'stream'
})
.then(response => {
  response.data.pipe(fs.createWriteStream(filePath));
  console.log('Image downloaded:', filePath);
})
.catch(error => {
  console.error(error);
});

このコードは、requestモジュールのコードとほぼ同じことを行っていますが、以下の点が異なります。

  • axiosモジュールを使用している。
  • Promiseベースなので、非同期処理をより簡単に記述できる。
  • エラーハンドリングがより簡潔になっている。

どちらのモジュールを使うべきかは、個人の好みやプロジェクトの要件によって異なります。

  • axiosモジュールは、より使いやすく、機能も豊富です。

その他の注意点

  • 画像をダウンロードする前に、ライセンスを確認してください。
  • 画像のダウンロードが許可されているかどうかを確認してください。
  • ダウンロードした画像を適切に使用してください。



const request = require('request');
const fs = require('fs');

const imageUrl = 'https://www.example.com/image.jpg'; // ダウンロードしたい画像のURL
const filePath = './image.jpg'; // 保存するファイルパス

request(imageUrl, (error, response, body) => {
  if (error) {
    console.error(error);
    return;
  }

  if (response.statusCode !== 200) {
    console.error('Status code:', response.statusCode);
    return;
  }

  fs.writeFileSync(filePath, body);
  console.log('Image downloaded:', filePath);
});
  1. ライブラリのインポート: 最初に、requestfsライブラリをインポートします。これらのライブラリは、それぞれHTTPリクエストとファイルシステム操作に使用されます。
  2. ステータスコードの確認: レスポンスのステータスコードが200でない場合、コンソールにエラーメッセージを出力します。ステータスコード200は、リクエストが成功したことを示します。
  3. 画像の保存: レスポンスの本文(画像データ)をファイルに書き込みます。
  4. 完了メッセージの出力: 画像のダウンロードが完了したことを示すメッセージをコンソールに出力します。

このサンプルコードをどのように実行するか

  1. このコードをimage_downloader.jsなどのファイルに保存します。
  2. ターミナルを開き、保存したファイルがあるディレクトリに移動します。
  3. 以下のコマンドを実行します。
node image_downloader.js
  1. 上記のコマンドを実行すると、コンソールに以下のメッセージが表示されます。
Image downloaded: ./image.jpg

これで、指定したURLの画像が./image.jpgという名前でダウンロードされます。

このサンプルコードは、以下の方法でカスタマイズできます。

  • ダウンロードする画像のURLを変更します。
  • 保存するファイルパスを変更します。
  • エラー処理ロジックを変更します。

以下のコードは、axiosモジュールを使って画像をダウンロードする方法を示しています。

const axios = require('axios');
const fs = require('fs');

const imageUrl = 'https://www.example.com/image.jpg';
const filePath = './image.jpg';

axios({
  method: 'get',
  url: imageUrl,
  responseType: 'stream'
})
.then(response => {
  response.data.pipe(fs.createWriteStream(filePath));
  console.log('Image downloaded:', filePath);
})
.catch(error => {
  console.error(error);
});

このコードを実行するには、axiosモジュールをインストールする必要があります。以下のコマンドを実行してインストールできます。

npm install axios

このサンプルコードは、あくまでも基本的な例です。ご自身のニーズに合わせてカスタマイズしてください。




Node.jsで画像をダウンロードするその他の方法

wgetコマンドを使用する

wgetは、コマンドラインからファイルをダウンロードするためのツールです。 Node.jsからwgetコマンドを実行して画像をダウンロードすることもできます。

const { spawn } = require('child_process');

const imageUrl = 'https://www.example.com/image.jpg';
const filePath = './image.jpg';

const wgetProcess = spawn('wget', [imageUrl, '-O', filePath]);

wgetProcess.on('error', (error) => {
  console.error(error);
});

wgetProcess.on('exit', (code) => {
  if (code !== 0) {
    console.error('wget exited with code:', code);
    return;
  }

  console.log('Image downloaded:', filePath);
});
  1. spawn関数の使用: child_processモジュールのspawn関数を使用して、wgetコマンドを子プロセスとして実行します。
  2. 引数の指定: spawn関数に、wgetコマンドと引数を渡します。引数には、ダウンロードする画像のURLと、保存するファイルパスを指定します。
  3. エラー処理: errorイベントリスナーを使用して、wgetコマンドの実行中にエラーが発生した場合の処理を定義します。
  4. 終了処理: exitイベントリスナーを使用して、wgetコマンドの実行が完了したときの処理を定義します。exitイベントリスナーのコールバック関数には、終了コードが渡されます。終了コードが0の場合は、コマンドが正常に終了したことを示します。
  5. 完了メッセージの出力: wgetコマンドが正常に終了した場合、コンソールに画像のダウンロードが完了したことを示すメッセージを出力します。

node-fetchモジュールは、Fetch APIをNode.jsで使用するライブラリです。 Fetch APIは、WebブラウザーでHTTPリクエストを行うためのAPIです。

const fetch = require('node-fetch');
const fs = require('fs');

const imageUrl = 'https://www.example.com/image.jpg';
const filePath = './image.jpg';

fetch(imageUrl)
  .then(response => response.buffer())
  .then(buffer => fs.writeFileSync(filePath, buffer))
  .catch(error => console.error(error));
  1. fetchモジュールのインポート: 最初に、node-fetchモジュールをインポートします。
  2. レスポンスの処理: レスポンスが解決されると、thenメソッドのコールバック関数が呼び出されます。このコールバック関数内で、レスポンスの本文をバッファに変換します。
  3. エラー処理: エラーが発生すると、catchメソッドのコールバック関数が呼び出されます。このコールバック関数内で、エラーメッセージをコンソールに出力します。

その他のライブラリを使用する

上記以外にも、Node.jsで画像をダウンロードするために使用できるライブラリはたくさんあります。 人気のあるライブラリには、以下のようなものがあります。

これらのライブラリはそれぞれ異なる機能を提供しているので、自分のニーズに合ったライブラリを選ぶことが重要です。

注意事項


node.js image download


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