静的データからObservable作成

2024-10-14

Angularで静的なデータからObservableを作成する方法

Angularにおいて、HTTPリクエストから取得したデータと似たような静的なデータを扱うために、Observableを使用することができます。

基本的なアプローチ

  1. Observable.create()を使用する:

    import { Observable, of } from 'rxjs';
    
    const staticData = 'Hello, world!';
    
    const observableFromStaticData = Observable.create(observer => {
      observer.next(staticData);
      observer.complete();
    });
    
  2. of()を使用する: これは、静的なデータからObservableを簡単に作成するための便利なオペレーターです。

    const staticData = 'Hello, world!';
    
    const observableFromStaticData = of(staticData);
    

具体的な例

import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { Observable, of } from 'rxjs';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html',
  styleUrls: ['./my-component.css']
})
export class MyComponent implements O   nInit {
  staticData$: Observable<string>;

  ngOnInit() {
    // 静的なデータからObservableを作成
    this.staticData$ = of('Hello, world!');
  }
}

この例では、ngOnInit()ライフサイクルフック内でof()を使用して、静的な文字列からObservableを作成しています。このObservableはテンプレートで利用することができ、HTTPリクエストから取得したデータと同様に扱われます。

注意

  • Observableは、サブスクライブされるまで実行されません。テンプレートで利用する場合、自動的にサブスクライブされます。
  • Observableは非同期操作を扱うための仕組みです。静的なデータの場合は、Observableを使用する必要はありませんが、HTTPリクエストやタイマーなどの非同期操作を扱う場合は、Observableが非常に便利です。



import { Component, OnInit } from '@angular/core';
import { Observable, of } from 'rxjs';

@Component({
  selector: 'app-my-component',
  templateUrl: './my-component.html',
  styleUrls: ['./my-component.css']
})
export class MyComponent implements O   nInit {
  staticData$: Observable<string>;

  ngOnInit() {
    // 静的なデータからObservableを作成
    this.staticData$ = of('Hello, world!');
  }
}



from()オペレーターを使用する

from()オペレーターは、さまざまなソースからObservableを作成するための汎用的な方法です。静的なデータの配列やイテラブルオブジェクトからObservableを作成することができます。

import { from, Observable } from 'rxjs';

const staticData = ['Hello', 'world', '!'];

const observableFromStaticData = from(staticData);

defer()オペレーターは、Observableの生成を遅延させることができます。これは、静的なデータが変更される可能性がある場合や、Observableの生成がコストがかかる場合に便利です。

import { defer, Observable } from 'rxjs';

const staticData = 'Hello, world!';

const observableFromStaticData = defer(() => {
  return of(staticData);
});

interval()オペレーターは、一定間隔で値をエミットするObservableを作成します。静的なデータと組み合わせて、定期的にデータをエミットすることができます。

import { interval, Observable } from 'rxjs';

const staticData = 'Hello, world!';

const observableFromStaticData = interval(1000).pipe(
  map(() => staticData)
);
import { timer, Observable } from 'rxjs';

const staticData = 'Hello, world!';

const observableFromStaticData = timer(5000).pipe(
  map(() => staticData)
);

typescript promise angular



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